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人生で2番目に高い買い物「生命保険」を貯蓄や投資と捉えてはいけない理由

マネーの達人 6/28(火) 5:18配信

人生で2番目に高い買い物と言われるのが「生命保険」です。

全世帯の約9割が加入しており(個人年金保険を含む)、世帯平均で年間38.5万円を支払っているそうです。(生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」調べ)。

仮に、30歳で結婚を機に加入したケースの場合、そこから約35年間支払ったとすると、合計支払金額は「1347万円」となります。(平均初婚年齢が男性30歳、女性29歳を参考)

ちなみに世帯年収に対する年間払込保険料の比率は7.4%(平成27年度)を占めています。そんな人生における高い買い物「生命保険」ですが、皆さんは何を基準に選ぶのでしょうか?

「保険料の負担が少ない」、「外交員の対応がよかった」と諸々の理由がありますが、そんな中「返戻率(へんれいりつ)」を基準に選ぶ人が意外と多いです。

返戻率「120%」は本当にお得なのか?

返戻率(へんれいりつ)とは、払い込んだ金額より受け取る金額がどれだけ多いかを表す数字です。

この数字は会社によって異なりますが、高くて「120%」といったところです。上記「120%」の場合、「100万円預けたら120万円戻ってくる」ということです。

「こんなに戻ってくるんだったらお得!」、「これはぜひ入らなきゃ!」ということで「貯蓄」、「投資」代わりに入る方も多いようです。

しかし、この返戻率には「重要な概念」が隠されています。

それが「時間」という概念です。100万円が120万円になりましたが「どのくらい時間をかけて」そうなったのでしょうか。

投資の神様といわれるウォーレンバフェットもこの「時間」という概念なくしては世界一の大富豪になれませんでした。

そのくらいお金において「時間」という概念は大切です。金融の世界で、今日の1万円は、10年後に1万円以上の価値を持ちます。

たとえば、先ほどの返戻率120%の場合を見てみましょう。

100万円預けて120万円返ってきたとしても、時間が「35年間」かかっていれば利回りの平均は約「0.5%」にしかなりません。

「120%」という魅力的な数字も35年という「時間」のフィルターを通してみると実は大したことはないのです。この35年という時間を有効に使えればあなたのお金はたくさん働くことができます。

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最終更新:6/28(火) 5:36

マネーの達人