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<蓮田ヘルパー終了>市議会、継続求める請願採択 社協「終了する」

埼玉新聞 6月28日(火)10時30分配信

 埼玉県蓮田市の社会福祉協議会がホームヘルパー派遣事業を終了する方針を打ち出したのに対し利用者らが事業を継続を求める請願を市と市議会に提出した問題で、同市議会は27日、利用者の請願を総員賛成で本会議で採択した。市議会は今後、市社協への対応を検討するとしている。

 市社協は今年3月、同派遣事業を今年度で終了すると発表。民間事業所の増加や福祉ニーズの多様化に触れ「先駆的な役割は終えた」とした。突然の発表に、重度の障害を持つ利用者らが反発。2千人を超える署名とともに、事業の継続を求める請願を市と市議会に提出していた。

 今月13日に開かれた市議会民生文教委員会では、市から社協に対する助成金の名目や額が問われた。民間事業者とは異なり、公共性の高い社協が同派遣事業を終了することへの質問が相次いだ。同委員会では3人が賛成し、3人が委員会を退席、総員賛成で請願が採択された。27日の本会議では、6人が退席、13人が賛成し総員賛成で請願が採択された。

 継続を求める支援者の女性は「第一関門を突破した。今後の社協の対応を注意深く見守りたい」と話していた。

 市社協の花俣隆一事務局長は埼玉新聞の取材に「請願は市や市議会に対する申し入れで、市や市議会からは何のアクションもない。予定通り、年度内の終了に向けて理解を頂きたい」と話した。

最終更新:6月28日(火)10時40分

埼玉新聞