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震災は熊本城をどう変えたか。ドローン動画を国土地理院が新たに公開

sorae.jp 6月28日(火)15時7分配信

2016年4月に起きた熊本地震により、天守閣や石垣、櫓に大きな被害を受けた「熊本城」。現在も立ち入り禁止区域が設けられるなど、痛々しい姿を晒しています。そんな熊本城の被害状況を正確に把握するために、国土地理院がドローンによる空撮動画を新たに公開しました。(動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=GnwjtKiT8n0、https://www.youtube.com/watch?v=lfY6W-_AMbc)

熊本城は加藤清正が改築した安土桃山~江戸時代の城で、日本三大名城にも数えられる美しい城郭です。西南戦争により一時は天守が失われましたが、1960年に再建されました。また櫓や城門、塀などが重要文化財の指定を受けています。
 
動画を見るといまだ多くの場所で石垣が崩れており、非常に危険な状態にあることがわかります。このような石垣の復元には多大な費用がかかるとも聞きますが、まずは安全確保のために一刻も早い対処が必要なのかもしれません。
 
また城郭のいたるところで瓦が剥がれ落ちていることも見て取れます。

政府は熊本城の復旧のために、6月28日に4億円に費用を計上しました。そのうち3億円が石垣の回収や崩落防止に、そして1億円が櫓の解体に利用されます。また熊本地震の補正予算としては7000億円が計上されています。
 
ただし残念ながらこの金額では全ての復旧には足りず、全体の再建には10年以上、100億円以上の費用が必要なのではと言われています。一方、日本財団が熊本城に30億円の提供を行なうなど、支援の輪が広がっているのも事実です。
 
桜の名所としても知られる熊本城、一日も早く美しい姿を取り戻して欲しいものです。なお、個人でもできる震災復旧支援金についてはこちらのページをご参照ください。

最終更新:6月28日(火)15時7分

sorae.jp