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関東の銅スクラップ市況/半年ぶり低水準/銅価下落幅拡大で

鉄鋼新聞 6/28(火) 9:52配信

関東地区の銅スクラップ市況は、銅価の低迷を受けて荷動き停滞。山元が発表する電気銅建値の月内平均価格は27日時点で53万4千円と、3月平均価格から7万円近く値下がりした。3カ月間での下落幅としては昨年9~12月以来の大きさで、足元ではさらに1万円の下げ余地が生じている。スクラップ価格も連動し、半年ぶり低水準。きょう28日の銅価の引き下げを織り込み、流通筋の商いも頭重さが一層強まっている。
英国のEU離脱速報を受けて海外銅市況の下落ムードにも拍車が掛かっている。為替が1ドル=102円22銭と円高傾向に落ち着きが見られたことで国内価格の大幅安懸念は和らいだが、「肝心なのはやはり海外市況の動向。思ったほど下落しなかったという印象もあるが、今後上下どちらに振れるか見極めたい。建値ベースでは依然として50万円割れのリスクもある」(原料問屋筋)と慎重姿勢を崩さない見方が多い。
市中への売り物は相変わらず乏しい。直納問屋はメーカーへの定期的な納入責任を負うため「需要家側の購入姿勢は悪くないが、原料がなくては売りようがない。相場よりも割高の値段を提示して確保せざるを得ない」(同)という。

最終更新:6/28(火) 9:52

鉄鋼新聞

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