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ロッテ涌井、エースの自覚 SB相手に6失点も135球完投「一人で投げ切れた」

Full-Count 6/28(火) 9:34配信

ローテ変更でSB初戦に登板して7勝目、「ここにぶつける意味を理解している」

 圧倒的な強さを見せるソフトバンク相手に大量9点の援護をもらったロッテ涌井秀章投手が27日、今季7勝目をあげた。6回まで緩急をうまく使い、強打のソフトバンク打線を4安打無失点。7回に2失点し、9回2死から4点を失ったが、「内心ひやひやした。代えてもよかったが、本人が最後まで行くいったので」と伊東監督。オールスターファン投票で両リーグ最多得票の柳田には2安打されながら、要所を締めた。

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 7回の2失点は先頭内川を一ゴロに打ち取ったが、細谷がベースカバーの涌井に悪送球し、失策絡みでピンチを招いたもの。完投にこだわったのは、西武3連戦で中継ぎ、抑えを総動員していたためで、涌井は「(ピッチングコーチの)落合さんからも、一人で投げ切るように言われていた。(ローテを変更して)ここにぶつける意味を理解している。一人で投げ切れたのはチームにとってよかった」とエースとしての自覚は満点だった。

 135球の完投で7勝目を挙げ、首位との差は6.5ゲームと縮まった。「オールスターまでに3ゲーム差になればその先が見えてくる」。2週間後にはまた東京ドームで、今度はロッテ主催のソフトバンク戦が控える。オールスターは監督推薦での出場が濃厚なエースだが「出れればいいが、まずシーズンでチームにとっていいピッチングをすること」と決意を新たにした。

伊東監督も感謝「涌井が粘りのピッチングをしてくれた。一人でいってくれた」

 また、ローテを変更して、ソフトバンクとの初戦にぶつけたロッテ伊東監督も「初回から集中力があって、涌井が粘りのピッチングをしてくれた。最後はバタバタしたが、一人でいってくれた。まず頭のゲームをとれた。最低でもあとひとつはとって勝ち越したい」と話した。

 ソフトバンク武田が、3回に3連続四球など、信じられない崩れ方だったものの、「自滅してくれた感じだが、それも初回、相手にボールを投げさせた結果。下位打線も機能してくれた」と攻撃陣に大きな手応えを感じている。

 もっとも、最後が伊東監督らしい。涌井は9回2死から4点を失い、なお二塁に走者を置いて柳田を迎えていた。遊ゴロに仕留めて逃げ切ったが、「逆にこちらが教えられたゲーム。最後まであきらめてはいけないということ。そういう気持ちで向かっていくこと」と勝って兜の緒を締めた。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6/28(火) 9:52

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