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魅惑の4シーターオープン/メルセデス・ベンツ「Cクラスカブリオレ」海外試乗レポート

オートックワン 6月28日(火)20時0分配信

陽光降り注ぐイタリア最東端の港町で魅惑のオープンカーと出会う

じめじめした空気の日本を飛び出して、燦々と太陽が降り注ぐイタリア最東端の港町へと向かった。紺碧のアドリア海を見晴らすヨットハーバーに降り注ぐ太陽と聞けば、そこに似合うのは、もちろん、魅力的なオープンカーである。

メルセデス・ベンツ「Cクラスカブリオレ」画像ギャラリー

2014年に7年ぶりに「セダン」がフルモデルチェンジを果たしたのに続いて、ワゴンボディの「エステート」(日本名「ステーションワゴン」)、オフロード需要に応えるSUVの「GLC」、スポーティな「クーペ」が登場し、この「 カブリオレ」でようやく「Cクラス」ファミリーのラインナップが完成する。

流麗なスタイルの中に大人4人が快適に過ごせる贅沢な空間が広がる

元々「Cクラス」は伝統的に、スポーティな方向に仕上げるのが常だが、2014年に7年ぶりのフルモデルチェンジを受けた新型「Cクラス」は、短いオーバーハングでスポーティなスタイリングに仕上げられている。加えて、「カブリオレ」ではセダンより15mm車高が低められており、足回りにも可変ダンパーが標準装備されるなど、よりスポーティネスを強調した印象だ。

…と、前置きが長いのは、私の悪いクセ。

これほど美しい景色の中、うんちくを傾けるのはほどほどにして、早速、「C200カブリオレ」のキーを受け取って、運転席に滑りこ…まなくてよいのに驚いた。外から見ると、”流麗なカブリオレ”という印象なのだけれど、運転席へのアクセスがよく、ワンピースを着た女性でもさっとスマートに乗れそうだ。

加えて、大人4人が快適に座れる室内空間と350リットルのラゲッジを保っているのは、このクルマの美点だろう。最低でも、大人2人が小旅行に行ける程度の荷物は問題なく積めそうだ。

荒れた路面や険しい山道でも心地良い走り

自動で開閉できるソフトトップルーフを下ろすと、頭上には無限の空間が広がる。デフォルトはウインドーを上げた状態だけれど、頬に風を感じて走りたいのであれば、窓をあけて走るのも悪くはない。港の背後には小高い山々が迫り、すぐにワインディングロードへと誘ってくれる。最高出力184hp/最大トルク300Nmを発揮する2リッター直4ガソリンエンジンの実力に不足はなく、自社製9Gトロニックの躾が良いこともあって、必要なときにトルクを引き出してくれる。

山側に入ると、すぐにスロベニアへと向かう国境を超える。急に道が荒れ始め、山々も険しくなる。そんな条件下でも、乗り心地がよく、路面をしっかりと捉えてくれる。ステアリング・フィールも頼もしく、自分の手の内でコントロールできる感覚があって、心地よくクルマを走らせることができる。

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最終更新:6月28日(火)20時58分

オートックワン