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【ブラジル】成約・発売とも04年以降で最少 サンパウロ市内新築住宅

サンパウロ新聞 6月28日(火)4時23分配信

 サンパウロ商用・住宅不動産売買・賃貸・管理業者組合(Secovi―SP)の調査によると、2016年1~4月のサンパウロ市内新築分譲住宅の成約戸数はここ12年間で最も少ない4038戸にとどまった。04~15年の年初4カ月間の成約戸数は平均7800戸だが、今年はそのほぼ半数にまで落ち込んだ。また、ブラジル資産調査社(Embraesp)のまとめによれば、この4カ月間の新規発売戸数は04年以降で最少の2387戸だった。14日付伯メディアが伝えた。

 同組合は、落ち込み傾向の弱まりと17年の「小さな成長」の始まりとともに、今年後半には経済の「極めてわずかな回復」があるとみている。同組合のエミリオ・カラス副会長は声明の中で「そのことによって不動産業界は、長く緩やかな回復とともに史上最悪の危機からの回復を始めるだろう」と述べている。

 今年4月単月の成約戸数は1182戸と前の月を10.5%上回ったが、15年4月の2185戸に対しては45.9%減だった。また、新規発売戸数は前月比23.0%増、前年同月比78.7%減の695戸だった。

 専有面積でみると、同月は成約数、発売数ともに45平方メートル以下の物件が最も多かった。成約戸数は547戸、発売戸数は369戸だった。また、地域別では市内東部が最も活発な動きを見せた。サンパウロ市内東部における今年4月の成約戸数は493戸、新規発売戸数は432戸に上った。なお、市内北部と中心部では同月、新規発売は無かった。

サンパウロ新聞

最終更新:6月28日(火)4時23分

サンパウロ新聞