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【ブラジル】5月の輸出4.8%増 情報機器が大きな伸び

サンパウロ新聞 6月28日(火)4時26分配信

 ブラジル電気電子工業会(Abinee)発表として伝えた16日付伯メディアによると、電気電子製品の輸出額は2016年1~5月累計で23億9230万ドルと、15年同時期に対して1.9%伸びた。分野別に見ると、電気通信(20.8%減)、家庭用品(18.1%減)などで輸出額が縮小した一方、情報機器(60.4%増)、産業機器(26.0%増)、GTD(発電・送電・配電)製品(16.5%増)の3分野で輸出額が増大した。

 16年5月の輸出額は5億430万ドル。前年同月比4.8%増だった。単月の輸出額が前年同月を上回ったのは今年に入ってから3度目で、これには206.6%増と激しく伸びた情報機器が大きく貢献した。GTD製品と電気通信の2分野もそれぞれ32.4%、15.5%の伸びを記録した。

 このところ減少傾向にある輸入額は、今年1~5月累計は前年同期比37.5%減の95億8630万ドル、5月単月は前年同月比22.7%減の20億7370万ドルだった。輸入額の前年同月割れはこれで26カ月連続。

 同会によると、これらの数字は輸入品の価格を高騰させるレアル安ドル高に起因して輸入品の置き換えが進んでいることを示している。同会の会員企業を対象に15年12月に行われた調査では、全体の42%が、為替相場に起因して何かしらの製品の国産化を考えている、もしくは国産化していると回答した。

 輸出額が伸びて輸入額が縮んではいるものの、電気電子製品の貿易収支は依然として赤字だ。しかし、赤字額は確実に減っている。16年1~5月の赤字額は71億9400万ドルと、15年同時期の赤字(129億8000万ドル)を大きく下回っている。

サンパウロ新聞

最終更新:6月28日(火)4時26分

サンパウロ新聞