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多様な造形美表現 現代工芸美術家協会富山会が作品展 

北日本新聞 6月28日(火)15時59分配信

 現代工芸美術家協会富山会(前川正治会長)の作品展が28日、富山市民プラザ2階のアートギャラリーで始まった。会員が自身の内面と向き合い、多様なコンセプトを反映させた造形美が楽しめる。7月3日まで。同会と北日本新聞社主催。

 現代工芸美術家協会は、日展の工芸美術部門を構成する主要団体の一つ。富山市出身の漆芸家、山崎覚太郎が中心となり、1961年に創設した。県内ではことし、隔年の日展富山展や、3年に1回の現代工芸美術家協会展の巡回展が開かれないことから、地元会員の発表の機会を設けようと開催した。

 4月に都内で開かれた同協会の第55回展に出品した作品を中心に会員31人が1点ずつ出品した。春の風をイメージした人形や、土の持ち味を生かした陶芸、宇宙の広がりを感じさせる木工芸などがそろう。

 初日は公開研究会があり、現代工芸美術家協会の春山文典常務理事(東京)が講師を務めた。1点1点について「作品が単調。もっと動きを付けて」「表側はまとまっているが、裏側の作り込みが足りない」と出品作家に具体的なアドバイスを送った。

 2日は切り絵、3日はカード織りのワークショップがある。いずれも定員は15人で、午後1時から。問い合わせは松原百合子さん、電話080(3041)0994。

  

北日本新聞社

最終更新:6月28日(火)15時59分

北日本新聞