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産廃施設建設を容認 輪島市議会「安全性高まった」

北國新聞社 6/28(火) 2:53配信

 輪島市議会は27日、門前町大釜での産業廃棄物処分場建設計画を事実上、容認することを決めた。計画発表から10年を経て産廃施設を巡る状況の変化や、施設からの水処理の公的関与が示されたことを挙げ、過去の反対決議から容認に転じた。事業者の門前クリーンパーク(同市)は年内に環境影響評価手続きの評価書を石川県に提出する方針で、建設に向け前進する。

 市議会6月定例会最終日となった27日の本会議で、施設からの処理水を市の公共下水道で受け入れる市長提出議案を、賛成多数で可決した。議長を除く市議16人のうち、賛成は12人、反対4人だった。

 市議会は2006年、11年の2度にわたって建設反対の意見書を可決している。今回、賛成討論した最大会派「拓政会」の中山勝氏は、施設を巡る規制強化で安全性が高まったことや視察・見学を通じて施設、事業者への理解が進んだことなどを理由に挙げた。

 一方、反対討論した坂本賢治氏(市政会)は、議案が定例会質疑2日目の追加提出となったことを「輪島の将来を左右する重要案件にも関わらず、余りに唐突。なぜ急ぐのか」と批判した。

北國新聞社

最終更新:6/28(火) 2:53

北國新聞社