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聖霊病院と災害協定 金沢・中央小校下4町会連

北國新聞社 6月28日(火)2時53分配信

 中央小校下の長町・芳斉・松ケ枝・長土塀の4町会連合会は、金沢聖霊総合病院(長町1丁目)と災害時の連携に関する協定を結ぶ。地震など大規模災害が発生した際、病院側がけが人の応急処置に当たるほか、病院敷地を避難所として開放する。校下には観光名所の長町武家屋敷跡があり、住民だけでなく、北陸新幹線開業で増加する観光客の安全も確保できる体制で、災害に強いまちづくりを目指す。

 7月5日に金沢聖霊総合病院で調印式を行う。4地区の町会連合会が災害時の対応に関する協定を結ぶのは初めてとなる。協定内容には、病院側が住民を一時的に受け入れることや、各避難所への医師の派遣、飲料水、防災資機材の提供などが盛り込まれる。

 市によると、中央小校下には、1日時点で約7300世帯約1万4千人が暮らしている。長町武家屋敷跡や鞍月、大野庄両用水など藩政期の街並みが残る同校下では一人暮らしの世帯が増え、重いけがを負ったり、薬の服用が必要になったりした場合の対応が難しく、町会側が病院に協力を求めた。

 長土塀町会連合会の西村信彦会長は、協定をきっかけに、観光客が安心して散策を楽しむことができ、住民が防災知識を深めることにつながると期待しており「医療の専門家の協力は住民にとってとても心強い。地域間の結束を強め、万が一の事態に備えたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:6月28日(火)2時53分

北國新聞社