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<お中元商戦>今年もプレミアムビールが好調 2年連続「ギフト賞」のプレモルの戦略

BizBuz 6月30日(木)8時0分配信

 2016年のお中元商戦も最盛期を迎えようとしている。商戦に先立ち3月に発表された日本ギフト大賞では、サントリービール「ザ・プレミアム・モルツ」(プレモル)が2年連続で「プレミアムギフト賞」を受賞。プレミアムビールが“ビールギフトの定番”として注目される中、プレモル中元ギフトの販売セット数は商戦序盤の5月時点で前年比6%増と好調な滑り出しを見せている。人気のプレモルの今年の中元戦略などについて、サントリービールの馬場直也・プレミアム戦略部課長に話を聞いた。【大類洋輔】

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 ビール類総市場は縮小傾向で、16年の出荷数は4億2100万ケースで前年比1%減の見込みだが、プレミアムビールは好調でビール市場(発泡酒や新ジャンルを除く)でのシェアは03年の3.5%から16年は15%を超える見込み。お中元・お歳暮などのビールギフト市場でもプレミアムビールの割合は右肩上がりで、11年が33%だったのが、今年は60%にまで拡大する見込みという。

 そのプレミアムビールのリーディングブランドとして人気のプレモルは、副原料を一切使わず、麦芽、ホップ、天然水のみを使用し、「華やかな香りと深いコク」を実現した高級志向のビールとして03年に発売。味へのこだわりはもちろん、ギフト市場を重視した取り組みなどで、人気を集め、昨年からチェコやその周辺国で産出される希少な「ダイヤモンド麦芽」を増量し、より深いコクが楽しめるようリニューアル。今年の販売計画は同3%増の1800万ケースで、1~4月の販売数量は同3%増と順調に推移しているという。

 プレミアムビールがビールギフトの主流になる中、プレモルは「大切な人への贈り物にプレミアムなものを、という消費者ニーズを引き出した先駆者」として、日本ギフト大賞2016の「プレミアムギフト賞」を昨年に続き2年連続で受賞した。馬場課長は「プレモルはギフト自体をすごく大事にしてきたブランド。発売してからのそういう活動を評価していただけた。『ギフトを贈るなら、お世話になった人にはプレミアムなギフトを』という提案をずっとしてきたことが大きく評価されたと思っている。2年連続ということでは、昨年発売した“スーパープレミアムクラス”と銘打った『ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム』の積極展開や、カジュアルギフトの新提案などが評価されたと思っている」と受賞理由を分析する。

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最終更新:6月30日(木)10時10分

BizBuz