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<上海だより>週末レジャー 遊覧船でゆらゆら楽しむレトロ水郷・朱家角

THE PAGE 7/1(金) 9:57配信

THE PAGE

 上海の一部の地域には古い中国らしい建物も残っていますが、基本的には新しい建築や洋風建築ばかりで、あまり中国らしい風景を楽しむことはできません。長江より南の江南エリアといえば古くから水郷の町で有名で、新幹線で1時間もかからない距離に長い歴史を持つ蘇州はありますが、もちろん上海市内にも古き良き水郷の町はあります。
 近場でいえば七宝という町がありますが、手軽に水郷の雰囲気を楽しむ程度のサイズ感です。本格的に水郷を楽しみ、かつ上海市内で、となると朱家角が最適でしょう。

上海だより

 中心部から車で約1時間、淀山湖の近くに朱家角はあります。宋から元の時代にかけて成立したこの町は1000年の歴史を持ち、1991年に上海4大歴史文化名鎮の一つとして認定され、観光資源として開発され発展してきました。国慶節などのピーク時には1日の来客数が2万人を超えることもあります。

 この朱家角の醍醐味といえば、やはり遊覧船です。料金は6人ほどが同時に乗れる小船1隻の貸切料金で、15分程度の短距離線なら80元(約1280円)、30分ほどの長距離線なら150元(約2400円)という価格設定になっており、多くの旅行客が利用しています。
 かつては入場料がかかっていましたが、近年は古鎮場内に無料で入れるようになったため、遊覧船も利用しやすくなりました。ゆったりと進む小舟から眺める水郷の町の風景はなんとも穏やかで、上海中心部の喧騒を忘れさせてくれます。

 遊覧船以外にも、古い町並みを縫うように走る細い小道では、名産の漬物や、ちまきなど色々な食べ物や、観光地らしい小物を売る店などが並びます。特に、名物おばちゃんがいるちまき店が多く、いかに長い間ちまきを作り続けているか、1日にどれだけのちまきを包めるか、などのキャッチコピーで競い合っています。
 中には、ある名物おばちゃんの弟子のおばちゃんがすぐ隣に出店し、師匠よりも1日に多く包めることを謳い文句に宣伝している店もありました。中国らしい精神が、なんとも微笑ましくもあります。

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最終更新:7/1(金) 15:47

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