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エア・カナダ、CS300最大75機発注 オプション30機

Aviation Wire 6月29日(水)16時33分配信

 ボンバルディアは現地時間6月28日、開発を進めている小型旅客機「Cシリーズ」のうち、130-160席クラスのCS300をエア・カナダ(ACA/AC)から45機正式受注したと発表した。2019年後半から2022年にかけて引き渡しを予定している。

 2016年2月に締結した合意書(LoI)に基づく契約で、このほか同型機30機のオプションも設定した。正式受注分のカタログ価格は総額38億ドル(約3888億9000万円)。オプションを含めた75機を受注した場合、総額63億ドル(約6447億4000万円)となる。

 CS300の座席数は130席から160席。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー社製GTF(ギヤード・ターボファン)エンジン「PurePower PW1500G」を搭載する。2015年2月には初飛行に成功。同年6月に開催されたパリ航空ショー2015では、地上展示のほか、デモフライトで低騒音をアピールした。

 CシリーズはCS300と、110席から125席のCS100で構成。これまでの旅客機と比べて、燃費で20%、運用コストで15%の向上が図られており、二酸化炭素(CO2)排出量は20%、窒素酸化物(NOx)排出量は50%削減できるとしている。静粛性の高さや窓の大きさ、シートの幅の広さ、客室内の頭上収納スペース(オーバーヘッドビン)が大型である点などの特長がある。

 4月にはデルタ航空(DAL/DL)からCS100を75機正式受注。ボンバルディアの民間機受注では過去最大で、米国の航空会社がCシリーズを発注するのは初めて。初号機の引き渡しは2018年春を予定している。

 CS100は6月中をめどに、スイス インターナショナルエアラインズ(SWR/LX)に引き渡しを予定している。6月3日には利用客を乗せて初めて飛行。初めての乗客となったのは、航空連合、スターアライアンス加盟各社の最高経営責任者(CEO)らおよそ20人で、報道関係者らとともに、ダブリン(アイルランド)からチューリッヒ(スイス)に向かった。

Yusuke KOHASE

最終更新:6月29日(水)16時33分

Aviation Wire