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囲まれ殴られ…殴るふりしたA君…見て見ぬふりのみんな… 「それでも生きろ!」イジメ受けた漫画家の思い

withnews 7月1日(金)7時0分配信

 「かつて地獄を見て大人になった方々へ そして今、地獄を見て泣いている子供達へ 生きろ!死ぬな!生きろ!」。そんなメッセージとともにツイッターに投稿された漫画に、共感の声が寄せられています。描いたのは、小学館の漫画雑誌で「機動戦士ガンダム アグレッサー」を連載中の万乗大智さん(47)です。自分が受けたいじめの経験をもとに描いた4コマ漫画。込めた思いを聞きました。

【漫画】「生きろ!死ぬな!生きろ!」はこちら。エピローグや、涙ながらに園児に頭を下げ続ける母の漫画も

話題の投稿とは

 話題になっているのは6月18日の投稿です。万乗さんが小学生時代に受けたいじめのことが4コマ漫画で描かれていて、こんな回想が添えられています。

 ◇ ◇ ◇

 バンジョーはね、小学生の時 一時期ひどいいじめにあったの。毎朝学校に行くのがつらかった…… 地獄のような日々だった

 いじめられる理由は特にないの、ただいじめっ子から「標的」にされたの。そういう流れがあるの……

 ある時 いじめっ子グループに囲まれて1人1人順番になぐられることがあったの。A君の順番がきたの。A君は本当はそんなことしたくないって目でこちらに訴えてたの。でも殴らないと自分が「標的」にされかねない……

 そこで見た目は本気に殴ったように見せかけて すごくやさしく腹に一発A君はこぶしを入れたの。その時バンジョーはすごく泣いたの。なぜかすごく涙がとまらなくなって……泣いたの

 その時……実は1番悲しくてつらいと感じたのが いじめっ子グループに何もいわないでただ黙って見ていたクラスみんなの目だったの

 なぜかそれが1番つらくて 心がもう壊れそうだったの…… そういう気持ちはね、今でも決して忘れないよ……決して

ネット上で反響

 この投稿の後、万乗さんは「エピローグ」と題した後日談もアップしました。

 いじめの標的から外れ始めたころ、中心メンバーだったH君が、用があって家に来たときのことが描かれています。

 玄関に置いてあった自作のガンダムのプラモデルにH君が見とれていたので、「あげるよ それ」と言ったときから空気が一変。翌日からガンダム好きな友達になったという話です。

 これらの投稿に対し、ネット上では「共感しました。私も一時期標的にされましたので」「私も小学校の頃は似たような感じでやられてました」「周りの目……あれはツライですよね」「ガンダムによって生まれた不思議な縁ですね」といった声が寄せられています。

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最終更新:7月1日(金)11時34分

withnews