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北朝鮮の核・経済「並進路線」認めない=習近平主席

聯合ニュース 6月29日(水)19時57分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の黄教安(ファン・ギョアン)首相は29日、中国・北京の人民大会堂で習近平国家主席と会談した。習氏は会談で、「北朝鮮の核保有に断固反対する」と述べ、北朝鮮の核開発と経済開発の「並進路線」を認めない立場を表明した。韓国国務総理室の関係者が明らかにした。

 習氏は「中国は安保理決議を厳格に履行している」と説明。「揺るぎなく北朝鮮の非核化を実現するべきとの立場を堅持している」と強調した。

 北朝鮮の核と経済の並進路線を受け入れない立場を重ねて示すとともに、安保理の対北朝鮮制裁決議を着実に履行する姿勢を明確にしたものとみられる。

 これに対し、黄氏は「北は核兵器開発能力の高度化を追求しながら並進路線に固執し、挑発も続けている」として、「北の思惑を変化させるためには安保理決議の履行と圧力を続けなければならない」と強調した。その上で、「韓国と中国が緊密に協力することを望む」と促した。

 黄氏は前日の李克強首相との会談に続き、習氏とも中国漁船の違法操業問題について議論した。黄氏は「改善されているが、まだ違法操業問題が深刻だ。問題解決のため、関心を持って解決することを期待する」と要請した。習氏は「漁業問題での協力を発展させることを望む」としながらも、「中国も問題解決のために真摯(しんし)に努力しているが、時間が必要だ」と応じた。

 中国の東部海岸で漁業を行っている中国漁船は約100万隻、漁民は約3000万人に達するとされ、短期間での問題解決は難しいとの姿勢を示したものとみられる。

 両氏は中国が反発している米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備についても意見交換したが、韓国国務総理室側は具体的な発言の内容は明かさなかった。

 経済問題に関しては、英国の欧州連合(EU)離脱問題に対応するため、積極的に協力する一方、9月に中国で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議を控え、両国の担当機関が緊密に連携することにした。

 また、両国の自由貿易協定(FTA)の効果を高めていくとともに、中国が主導する国際金融機関「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)での協力も強化することで一致した。

 文化交流も拡大し、中国で行われている「韓国観光の年」の関連イベントにも協力することにした。

 両氏が会談するのは初めて。会談は約40分間行われた。

最終更新:6月29日(水)20時56分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。