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目指せ火星。NASA次世代ロケットのブースターが燃焼試験に成功

sorae.jp 6月29日(水)11時0分配信

NASAが現在開発をすすめている、次世代大型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」。そのSLSに搭載される予定のブースターが、6月28日(現地時間)にユタ州にて燃焼試験に成功しました。上の画像を見ると、すさまじい勢いでブースターからガスが噴出されている様子がわかりますね!

打ち上げ前に約4度まで冷却されていたブースターは、点火とともに一気に内部温度が6,000度まで上昇。そして2分間の燃焼試験により、実際のSLSの飛行試験に必要な82項目にわたる認証項目がテストされました。
 
そして認証が終われば、SLSには2基の5段式ブースターと4基の「RS-25」エンジンが搭載されることになります。2基のブースターは個体燃料ロケットで、ロケット打ち上げ後の最初の2分間メインエンジンと共に点火されます。また、このブースターが地球重力圏からの脱出のための推力の75%以上を担当するのです。なお、ブースターの製造はオービタルATK社が担当しています。
 
SLSは当初、最小構成となる77トンのペイロード(可搬重量)で打ち上げられます。さらに、将来的にペイロードは115トンまで拡張される予定です。現在NASAは2018年後半には無人状態の宇宙船「オリオン」を搭載したテスト飛行を予定しています。さらに、NASAはSLSとオリオンによる「有人への火星探査」も計画しています。
 
今回試験燃焼が行なわれたブースターがいつか人を火星まで届けるのか…と思うと、なんだか感慨深いですね。

最終更新:6月29日(水)11時0分

sorae.jp