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1億円以上の役員報酬支払い、三菱電機が23人で最多

東京商工リサーチ 6月29日(水)20時15分配信

2016年3月期決算 上場企業「役員報酬 1億円以上開示企業」調査(6月29日17時時点)

 6月29日、2016年3月期決算企業の株主総会がピークを迎えた。6月29日17時時点で、3月期決算の上場企業2,129社が有価証券報告書を提出した。2,129社のうち、役員報酬1億円以上を受け取った役員の個別開示を行ったのは186社、人数は371人だった。
 役員報酬額の最高はソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長が64億7,800万円で、開示制度が開始された2010年3月期決算以降の歴代最高額を更新した。
 個別開示された371人のうち、2015年3月期決算と2016年3月期決算で、連続して開示された役員は276人。新たに開示された役員は95人だった。
 役員報酬1億円以上の開示は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より報酬等の総額、報酬等の種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。
 2016年3月期は引き続き好業績を発表する企業も多く、個別開示の社数および人数がともに2015年3月期を上回る可能性も残されている。
※有価証券報告書が確認された企業を対象にランキングを作成
≪参考≫2015年3月期212社・413人、2014年3月期191社・361人、2013年3月期175社・301人

【6月29日17時時点集計】
個別報酬額 7年連続で役員報酬1億円以上は79人 
 6月29日17時時点、有価証券報告書の提出が確認された企業は2,129社で、このうち、役員報酬1億円以上の個別開示が確認されたのは企業数で186社、人数で371人だった。
 6月29日17時時点の役員報酬最高額はソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長が64億7,800万円。今まで役員報酬の最高額はオリックスの宮内義彦シニア・チェアマン(2015年3月期54億7,000万円)を10億800万円上回り、開示制度が開始された2010年3月期決算以降の歴代最高額となった。次いで、ソフトバンクグループのロナルド・フィッシャー取締役が20億9,600万円、日産自動車のカルロス ゴーン最高経営責任者が10億7,100万円と続き、上位5人が外国人となった。日本人のトップはソニー平井一夫社長の7億9,400万円(前年3億2,600万円)。
 個別開示で連続して開示された371人のうち、2015年3月期に比べ142人が役員報酬額が増額。また、2016年3月期に新たに開示に加わった人数は95人だった。
 開示制度が開始された2010年3月期決算以降、7年連続で個別開示された役員は79人となった。

個別開示人数 三菱電機は前年同数の23人で最多
 6月29日17時時点、役員報酬1億円以上の個別開示を行った企業186社のうち、三菱電機が23人(前年23人)で最多。次いで、ファナック、東京エレクトロンが各11人、トヨタ自動車が8人、野村ホールディングス、大和証券グループ本社、ダイキン工業、LIXILグループが各7人の順。また、複数人の開示を行った企業は78社だった。

東京商工リサーチ

最終更新:6月29日(水)20時15分

東京商工リサーチ