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気になる子どもの歯列矯正、方法とベストなタイミングは?

ベネッセ 教育情報サイト 6/29(水) 17:03配信

大人の歯列矯正は「歯を動かす」治療ですが、子どもの矯正は、14歳くらいまでの、あごの骨が成長している間に行います。あごの骨がまだ成長し続けている子どもの時期に治療をすると、ある程度あごの状態をコントロールしながら歯列矯正を行うことができます。また、子どものうちに歯列矯正をしておくと、大人になってからさらによい治療を行える場合があります。

子どもの歯の矯正、治療期間や開始時期は?

治療期間は大人に比べて長くなる傾向にあります。子どものあごの骨の成長が終わる15歳前後までは経過を観察する必要があるからです。18歳からは大人の歯列矯正と同様です。

子どもの歯列矯正は、2期に分けられます。開始に適した時期は、歯並びの具合にもよりますが、あご自体を矯正する骨格矯正(1期矯正)は3歳~12歳くらいまでの間に行うとよい結果を得られやすくなります。それがすんだ子どもや、骨格矯正を必要ない子どもの歯列矯正は、10歳くらいから開始します(2期治療)。

しかし矯正開始時期については、歯科医師によって考え方はさまざまです。歯が生え始める3歳頃は、歯列矯正を始めること自体は可能ですし、矯正が必要になる可能性がまったくないわけでもありません。しかしあまり小さい頃から矯正を開始すると、将来再矯正が必要になる場合もありますし、軽度の場合には経過観察をし、あごの成長が終わってから短期で矯正治療を行うほうが患者負担が結局少ない、という場合もあります。子ども本人の意思も、確認することはまず不可能です。

いずれにしろ、子どもの歯列矯正が必要かもしれない、と感じたら、まずは歯列矯正専門の歯科医師とカウンセリングを行って、納得してから始めるようにしてください。

歯列矯正に使用する装置・器具

骨格矯正(1期矯正)の場合は、上下のあごのバランスを改善する装置を使います。口の中に入れる器具(拡大装置など)や、口の外、頭などに設置する器具(ヘッドギアなど)を使います。10歳くらいからは(2期治療)、子ども用ですが機能は大人と同様の、ワイヤー矯正やアライナー矯正(透明のマウスピースをつける)を行い、歯の位置を徐々に移動していきます。

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最終更新:6/29(水) 17:03

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