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EU大使 英離脱も「貢献期待」 岡山大で学生らと意見交換

山陽新聞デジタル 6月29日(水)23時46分配信

 欧州連合(EU)のビオレル・イスティチョアイア・ブドゥラ駐日大使(64)=ルーマニア=が29日、岡山市北区津島中の岡山大津島キャンパスを訪れ、英国のEU離脱問題などについて学生、留学生約60人と意見交換した。

 大使はEU離脱支持が多数を占めた国民投票について「民主主義のプロセスに基づいた決断を尊重する」と指摘。その上で「これまで英国はEUで重要な役割を果たしてきた。今後も何らかの枠組みの中で貢献してくれることを期待する」と述べた。EU自体については「重要な共同体であり続ける」との見方を示した。

 意見交換後、大使は日―EU関係について報道陣に「戦略的パートナーであり、英国が離脱した後も互いに利益をもたらす関係であることに違いない」と語った。参加した法学部4年の男子学生(21)は「英国離脱が国際情勢にどう影響するか不安だった。新しい未来を築こうという姿勢が感じられ、安心した」と話した。

 EUへの理解を深めようと同大が招いた。大使はこの後、学生ら約230人を前に「世界における欧州の高等教育」と題して講演。30日は伊原木隆太知事を表敬訪問する予定。

最終更新:6月29日(水)23時46分

山陽新聞デジタル