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戸田中央総合病院を創設、多大な貢献 中村さん、初の戸田名誉市民に

埼玉新聞 6月29日(水)19時40分配信

 埼玉県戸田市は27日、戸田中央総合病院の創設者で戸田中央医科グループ会長の中村隆俊さん(88)に名誉市民の称号を贈ることを決めた。同日、開かれた市議会本会議で賛同が得られたことから発表した。10月1日に予定している市制施行50周年記念式典で表彰を行う。戸田市の名誉市民は2015年10月に条例を施行して以来、初の適用。

 一報を聞いた中村さんは「ありがとう。これからも戸田市のために尽くします」と話した。さらに「国の勲章をもらった時より、戸田市からいただいた第1号の方がうれしい」と喜びを語った。

 中村さんは11年の夏ごろから体調を崩し、しばらく戸田中央総合病院で療養していたが、最近は回復に向かい、ロータリークラブや医科グループなど主要な会合に出席し、元気な姿を見せている。名誉市民授賞の知らせにも元気な声で取材に応じた。

 市によると、授賞の主な理由は「長年にわたり市民から厚い信頼を得て、医療、福祉、保健で多大な貢献をした。さらにボート、ソフトボール、ラグビーなどのスポーツ分野、花と緑の環境活動、社会奉仕活動など多様な分野で市の発展に積極的に寄与した」としている。

 中村氏は1927年、北海道瀬棚町(現せたな町)出身。50年、北海道大学医学部卒業と同時に上京、東京医科大でインターンを務めるなどし、兄の故哲夫氏(後に板橋中央医科グループ会長)、弟の秀夫氏(現上尾中央医科グループ会長)らと3人で板橋中央病院(現板橋中央総合病院)で医業に励んだ。62年に戸田市で戸田中央病院(現戸田中郷総合病院)を開設。現在は28病院、6老健施設を傘下に持つ戸田中央医科グループの会長を務めている。

最終更新:6月29日(水)19時40分

埼玉新聞

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