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若冲展、京都ゆかりの寺院で開催

Lmaga.jp 6月29日(水)9時0分配信

江戸時代に活躍した絵師・伊藤若冲と縁が深い相国寺内の「相国寺承天閣美術館」(京都市上京区)にて『生誕300年記念 伊藤若冲展』が7月1日から開催される。

若冲44歳の時に手掛けた水墨画の傑作

600年以上の歴史を誇り、京都五山にも数えられる名刹・相国寺(金閣寺、銀閣寺も山外塔頭)。青物問屋の息子だった若冲の画家としての才能を早くに見出し、支援したのが、時の相国寺禅僧・大典禅師(だいてんぜんじ)とあって、多数の名作が同寺に寄進されているのだ。

今回は、若冲の代表作「鹿苑寺(金閣寺)の障壁画(重文)」の50面すべてが登場。そのほか相国寺で毎年一度参拝者に公開される「釈迦三尊図(相国寺蔵)」3幅や、1889年に明治天皇へ同寺より御物として寄進された「動植綵絵(どうしょくさいえ・三の丸尚蔵館蔵)」は、コロタイプ印刷といわれる世界的に希少な技術によって再現された複製30幅が展示される。

先に開催された東京での大規模展では計44万人も記録し、5時間以上も行列待ちになった日もあったほど絶大な人気を誇る若冲。今回の相国寺での展示期間は東京の1カ月に対して約5カ月もあるので、この貴重な機会をお見逃しなく。料金は800円、65歳以上・大学生600円、中・高生300円、小学生200円、小学生未満無料

取材・文/浅野はるか

最終更新:6月29日(水)9時0分

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