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【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイクが8週目のNo.1に、レッチリは惜しくも2位に初登場

Billboard Japan 6月29日(水)11時45分配信

 レッチリ敵わず、ドレイクの『ヴューズ』が、8週目の首位をマークした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 週間セールス12万枚を突破し、8週目のNo.1をマークした『ヴューズ』。しかし、実売(アルバムのダウンロード数)は3万枚程度で、残りの9万枚近くは、アルバムに収録された楽曲のストリーミング・ポイントから加算されている。昨年から、チャート編成により、アルバムに収録された楽曲それぞれのポイントも、アルバムの売上に加算されることになったが、この集計方法により、シングル曲のヒットが少ないアーティストや、動画視聴(ストリーミング)をしない世代のア―ティストにとっては、不利に働くかたちとなった。

 そのドレイクに僅かながら及ばず、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの新作『ザ・ゲッタウェイ』は、初動枚数118,00枚で惜しくも2位デビューに。およそ5年ぶり、通算11枚目のスタジオ・アルバムとなる『ザ・ゲッタウェイ』は、発売前から何かと話題で、プロデューサーにナールズ・バークレイのメンバー、デンジャー・マウスを迎えた意欲作に仕上がっている。ファンからも「素晴らしい」と絶賛の声があがっていて、新たな試みも成功だったといえよう。前作『アイム・ウィズ・ユー』(2011年)でも、首位を逃し、2位デビューとなったが、最高位3位をマークした、1991年の『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』から、全てのアルバムがTOP10 入りを果たしている。また、アメリカでは首位を逃したが、オーストラリア、ニュージーランドではNo.1デビューを飾った。

 5位に初登場したのは、こちらもおよそ5年ぶりの新作となる、レディオヘッドの『ア・ムーン・シェイプト・プール』。2011年リリースの8thアルバム『ザ・キング・オブ・リムズ』に続く9枚目のスタジオ・アルバムで、先行シングル「バーン・ザ・ウィッチ」が話題を呼び、アルバムのプロモーション活動も積極的に行ってきたレディオヘッド。初の首位をマークした、2000年リリースのアルバム『キッドA』から、6作連続のTOP10入り、英国(UK)チャートでは、通算6作目のNo.1獲得を果たした。

 続いて、6位にはコンプトンの出身のラッパー、YGの2ndアルバム『スティル・ブレイジー』が初登場。「マイ・ニガ」(2013年)や、ジェレマイとのコラボ曲「ドント・テル・エム」(2014年)のヒットで知られる、人気急上昇中のラッパーで、デビュー作『マイ・クレイジー・ライフ』(2014年2位)に続き、2作連続のTOP10入りを果たした。ラップ・チャートでは、3位に初登場している。

 9位にデビューしたのは、2013年にグラミー最優秀アルバム賞を受賞した、ロック・バンド、マムフォード&サンズの『ヨハネスブルグ』。本作は、アフリカのアーティストBaaba Maalと、ザ・ベリー・ベスト、マラウィ出身のシンガーEsau Mwamwayaと、プロデューサーチーム「Radioclit」によるコラボで、5曲入りのEP盤となっている。


Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、29日22時以降となります。

◎【Hot200】トップ10
1位『ヴューズ』ドレイク
2位『ザ・ゲッタウェイ』レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
3位『レモネード』ビヨンセ
4位『ハミルトン:アメリカン・ミュージカル』
5位『ア・ムーン・シェイプト・プール』レディオヘッド
6位『スティル・ブレイジー』YG
7位『アンチ』リアーナ
8位『ブラーリーフェイス』トウェンティ・ワン・パイロッツ
9位『ヨハネスブルグ』マムフォード&サンズ
10位『サンキュー』メーガン・トレイナー

最終更新:6月29日(水)11時45分

Billboard Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。