ここから本文です

中日逆襲のキーマン!“内弁慶”な外国人左腕コンビ

ベースボールキング 6月29日(水)14時0分配信

リリーフ陣はリーグトップの防御率も…

 開幕前の評価はあまり高くなかったが、一時は首位に立つなど健闘を見せた中日。しかし、交流戦で7勝11敗と負けが込み、6月はここまで7勝13敗。気がつけば最下位・ヤクルトと1ゲーム差の4位まで落ちてきてしまった。

 ここまでのチームを見てみると、打率はリーグ3位タイも、巨人やDeNAと並ぶ.247。チーム防御率はリーグ3位の3.51となっており、例年通り投高打低のチーム構成となっている。

 ただし、「投手力のチーム」とは言っても、リリーフ陣の防御率がリーグで唯一の2点台となる2.97を叩き出している一方で、先発陣の防御率は3.79でリーグ5位。先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3以内に抑えた「クオリティースタート(=QS)」の確率もリーグ5位の54.1%となっており、リリーフ陣頼みというのが現状だ。


 先発陣を見渡すと、ケガから復帰してきたエースの吉見一起は、5月中旬までは十分に間隔をあけての登板。大野雄大もケガで1カ月ほど戦線を離れた。現在のところ、規定投球回に達しているのは若松駿太だけといった状況。そんな中でチームを救っているのが、ラウル・バルデスとジョーダン・ノルベルトの外国人左腕コンビである。

 来日2年目のバルデスは、開幕こそケガの影響で間に合わなかったものの、5月8日の巨人戦でシーズン初登板・初勝利。ここまで7試合に登板して2勝2敗、防御率3.42という成績を残す。1イニングあたりに許した走者の数を表すWHIPは1.16で、規定投球回に達していればリーグ6位に相当する数字だ。

 テークバックの小さいフォームから、135キロ前後の速球にスライダー、チェンジアップをテンポよく投げ込み、打者を打ち取るのがバルデスのスタイル。ここまでQS率は71.4%を数え、派手さこそないものの試合を確実に作る。

 また、中4日での登板もすでに2度あり、そういった点でも先発投手の頭数が足りないチームを救っている。

1/2ページ

最終更新:6月29日(水)14時0分

ベースボールキング

スポーツナビ 野球情報