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鳥鍋のたれ、千里浜名物に 羽咋の老舗醸造考案、秘伝しょう油に海洋深層水

北國新聞社 6月29日(水)2時45分配信

 来年7月に羽咋市でオープンする「道の駅のと千里浜」で特産化を図ろうと、地元の老舗醸造店が鳥鍋用のたれを考案した。秘伝のしょう油に能登の海洋深層水を使い、さっぱりした味わいに仕上げた。道の駅の開設を契機に、羽咋で長年培ってきた醸造技術で工夫を凝らしたたれを「千里浜の新名物」として売り込む。

 同市下曽祢町(しもそねまち)の高澤醸造がたれを開発した。明治に「糀(こうじ)屋」として創業し、みそや塩糀、かぶら寿しを製造、販売している。道の駅オープンに向け、市内の食品会社や団体に特産品の開発を求める市の呼び掛けに応じた。

 口能登や中能登地区でみそ味の鳥野菜鍋が親しまれていることにヒントを得て、自社の醸造技術を生かし、炒めた鶏肉に白菜を加えて煮込む鳥鍋に使うしょう油ベースのつけだれを考案した。しょう油の香りとうま味を生かし、海洋深層水で味に深みを出した。

 高澤醸造は東南アジアにみそを輸出しており、たれの売れ行きを見ながら、海外に販路を拡大したい考えだ。三代目社長の高澤理八さん(67)は「道の駅にたれを並べ、海外にも羽咋ならではの味として紹介したい」と意欲を見せた。

北國新聞社

最終更新:6月29日(水)2時45分

北國新聞社