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映画『ペレ 』のトークイベントに吉田麻也が登場…W杯、五輪本戦は「初戦が全て」

SOCCER KING 6月29日(水)20時55分配信

 29日、日本代表DF吉田麻也が都内でトークイベントに登場。ブラジルのスーパースター、ペレの半生を描いた映画『ペレ 伝説の誕生』の感想や、ロシア・ワールドカップ最終予選について語った。

 イベントに先駆け映画を鑑賞した吉田は「サッカー選手ということもあって、サッカー番組や映画、漫画とは距離を置いてました。でも、今回の映画はしっかりしていて、エキストラを使わず俳優さん本人がプレーしてました。僕も小さいときからサッカーをしてきているので感情移入しやすくて、勉強になりました。正直、ペレのことは知らなかったですけど、この映画を通じて偉大な選手のことを知ることができて良かったと思います」と感想を述べた。

 ブラジル代表として10番を背負ったペレは、母国を3回のW杯優勝へ導き“サッカー王国”の地位を確固たるものにした。以降、ジーコ、リヴァウド、ロナウジーニョ、ネイマールとセレソンの“ナンバー10”はサッカー界を代表するエースの象徴となった。ペレが初めてW杯を制したのは17歳。そのせいか、ペレは幼少期からエリート街道を歩んできたように思われがちだが、スラム街で生まれ育ち、満足な環境でサッカーができなかった。その後、サッカーの国際化が進行。ペレの個人技重視のプレースタイルが批判を浴び、監督からもプレースタイルを否定された。それでも、夢を叶えるために貫いた信念、そして、大逆転への決断…、数々の偉業の裏に隠されたサクセスストーリーこそが本作最大の魅力だ。

「チーム内の状況とか色々ある中、いかにサッカーというのはチームスポーツでメンタルの部分が重要になるか勉強になりました。(ロシアW杯)最終予選も始まるので、チームとして一致団結して良いチーム作りをしないといけないと、映画を通して感じました」

 来る9月、ロシアW杯最終予選がスタートする。日本の同組には強豪オーストラリアや、中東の強豪が顔を揃えた。初戦は昨年のアジアカップで苦杯をなめさせられたUAEをホームに迎える。

 また、イベントではザルツブルクに所属する南野拓実の感想も紹介され、「10代という若さでW杯で活躍することがすごい!」とコメント。南野はリオデジャネイロ・オリンピック代表候補に名が挙がっているが、本戦を戦う上で「初戦が大事」と吉田は言う。

「ロンドン五輪もブラジルW杯も北京五輪も経験しましたけど、初戦が上手くいけば良い形で大会に入れますし、チームのムードもすごく良くなります。ロンドンのときスペインを叩けたのはすごく大きかったので。逆に(ブラジル)W杯ではコートジボワールに負けた後、かなり引きずってしまったので、初戦にフォーカスして、『初戦が全て』だと思ってやってほしいです。U-23は最後の年代別のカテゴリーなので、誇りと勇気を持って楽しんでほしいです」と、エールを送った。

『ペレ 伝説の誕生』は、7月8日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国でロードショーされる。

SOCCER KING

最終更新:6月29日(水)20時55分

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