ここから本文です

最終アピール合戦景気よく メンバー争い混沌…手倉森監督に“嬉しい誤算”

ゲキサカ 6月29日(水)22時17分配信

[6.29 キリンチャレンジ杯2016 U-23日本代表 4-1 U-23南アフリカ代表 松本平]

 20日に行った国内壮行試合のU-23南アフリカ代表を戦うメンバー発表会見で、手倉森誠監督はこの試合を「あくまでも強化試合」と位置付けていることを強調していた。そこには怪我から復帰した選手たちの最終チェックの意味合いも込めていた。

 最終アピール合戦は予想以上に景気よく終わった。中でも予選では10番を付けてプレーしたものの、右ひざの怪我のために調整が遅れ、ギリギリの調整を続けてきたMF中島翔哉が2ゴールと結果を残したことが、U-23日本代表にとって、そして手倉森監督にとっては何よりの安心材料になったはずだ。

 背番号13も発奮材料となっていたはずだ。手倉森監督は「10番に戻す力というのを、彼にはこの試合で表現してもらえれば」と、あえて不在時に10番を譲っていたMF矢島慎也から戻すことをしなかった。「日本の勝利が一番なので、そこにはこだわっていない」と話した中島だが、意地の2発でリオ五輪に欠かせない存在であることをアピールした。

 ただ新10番も負けじと存在感を見せつけた。前半45分、矢島はDF室屋成とのコンビネーションで右サイドを崩すと、リターンパスをダイレクトで蹴り込み、逆転弾を決める。「いままでこの世代の代表に呼ばれていて責任を感じているので、最後に勝ててよかった」と話した矢島。「立ち上がり不安定な戦いをしてしまいましたけど、1点取ってからは迫力があったんじゃないかな」と充実の表情を見せた。

 しかしそんな矢島ですら「選ばれるか選ばれないかわからない」と話したように、最終メンバー入りの争いはし烈を極めている。この試合に選ばれたのは21人だったが、本大会の登録は18人になる。さらにオーバーエイジ枠(OA)で招集が内定しているDF塩谷司(広島)、DF藤春廣輝(G大阪)、FW興梠慎三(浦和)のメンバー入りは確定。そして海外組のMF南野拓実(ザルツブルク)、FW久保裕也(ヤングボーイズ)のメンバー入りは決定的で、今回のメンバーから半数近くが落選することになる。

 本大会のメンバー発表は7月1日。壮行試合から中1日での発表となる。20日の会見で手倉森監督は「ある程度のメンバーの枠組みは私の中にすでにある」と話しているが、「差し替えも可能」とも付け加えている。本大会初戦まで37日と迫った中での大勝劇。故障からの復帰となった室屋がアシスト、同じく復帰組のFW鈴木武蔵、DF松原健も途中出場を果たした。指揮官にとっては嬉しい誤算になっているはずだ。

▽U-23日本代表、南アフリカ戦出場メンバー
先発
GK 1 櫛引政敏
DF 15 亀川諒史
(67分→DF 4 松原健)
DF 2 室屋成
DF 5 植田直通
DF 20 中谷進之介
MF 8 大島僚太
(51分→DF 6 橋本拳人)
MF 10 矢島慎也
(79分→FW 9 鈴木武蔵)
MF 11 野津田岳人
(46分→MF 18 伊東純也)
MF 17 井手口陽介
(46分→MF 7 原川力)
FW 13 中島翔哉
FW 16 浅野拓磨
(59分→MF 14 豊川雄太)
控え
GK 12 中村航輔
DF 19 三浦弦太
MF 3 遠藤航
FW 21 オナイウ阿道

▽主な南アフリカ戦欠場選手
DF岩波拓也
MF遠藤航
MF南野拓実
FW久保裕也

▽OA出場内定
DF塩谷司
DF藤春廣輝
FW興梠慎三

最終更新:6月30日(木)1時32分

ゲキサカ

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]