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沖縄、レンタカー利用者の半数が外国人観光客 事故防止に新機能

沖縄タイムス 6/30(木) 12:06配信

 沖縄ツーリスト(東良和会長)のOTSレンタカーは来年の夏までに、レンタカー用の一般車両すべてを事故防止機能が付いた車両に入れ替える。必要経費として約2500台分、1億6千万円超を見込んでいる。外国人観光客によるレンタカー事故を防ぐ取り組みの一環。OTSレンタカーの中村靖常務は「利用者はもちろん、一般県民の安心安全のためにもレンタカーの事故防止に取り組みたい」と話している。(政経部・平島夏実)

 新車両に備わる機能は、(1)緊急時にブレーキ力が自動的に高まる衝突防止装置(2)事故の数分前にさかのぼって自動的に映像を記録できる「ドライブレコーダー機能」。車種によっては(3)ウィンカーを出さずに走行車線を外れると音とディスプレー表示で警告が出る「車線はみ出し防止機能」(4)ライトのハイビームとロービームを自動的に切り替える機能-も導入する。
 同社は、トラックなどを除いた車両を年間で最大2500台保有する。ことし1月から新車両を本格導入しており、千台は既に切り替え済み。
 台湾と韓国からの利用客は「左ハンドル、右側通行」に慣れている。沖縄で運転する場合、意識しすぎて左側に寄りすぎる傾向があり、路肩の駐車車両のミラーに接触する事故が目立つという。「車線はみ出し防止機能」を付けることで事故を防げるとみている。さらに「ドライブレコーダー機能」が付いていると急停止、急発進をしないよう意識するようになるといい、事故が起きた場合でも事故処理時間の短縮につながる。ライトの自動切り替え機能は「レンタカーのライトがまぶしい」という苦情を減らせるとみている。
 同社のレンタカー利用客のうち外国客が占める割合は年々増加を続けており、2014年は25%、15年は43%。16年1月~3月は50%に達し、事故率は4・4%だった。

最終更新:6/30(木) 12:06

沖縄タイムス