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中日・大野を成長させた二軍生活

東スポWeb 6月30日(木)10時0分配信

 28日の巨人戦で中日の大野雄大投手(27)が今季初完封劇で5勝目をマークした。G打線を散発3安打に封じ、三塁すら踏ませなかった。チームの連敗を4で止める快投。「そこが一番大きくて、何とか止めないとと思った。1イニングでも1人でもたくさん投げようと思ってマウンドに上がった」と選手会長としての責任感をにじませた。

 チーム内では二軍生活がメンタルを急成長させた、ともっぱらだ。大野は左ヒジ痛で4月15日に登録抹消。本人は最短10日間での一軍復帰を視野に入れていたが、首脳陣は故障再発を恐れ、簡単にOKを出さず、結局、約2か月も離脱した。これがプラスになったとの見方で「しばらく一軍に上がれなかったことが大野は相当、悔しかったみたいで、自分のいないときにチームが苦しんでいるのを見て、帰ってきたら1人で投げ切ることをものすごく意識するようになった」とチーム関係者。別の関係者も「早く上げてもらえなかったことが結果的に発奮材料や自覚につながった」というのだ。

 これで大野は11日の西武との復帰2戦目で完投勝利してから3連勝。友利投手コーチは「大したものですよ。西武戦では9回145球を投げてブルペンを助けているし、自分でやるんだという気持ちが言葉や態度に出ている」とベタ褒めし、谷繁監督も「大野の持つ責任感が投球に表れるようになってきた」とにっこり。「次もこういう投球で勝てるように今晩から考えます」と言い切った大野。頼もしいエース左腕だ。

最終更新:6月30日(木)10時17分

東スポWeb

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