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燃費不正の三菱自がパリで再始動、プラグインハイブリッド第3弾を投入

MONOist 6月30日(木)6時25分配信

 三菱自動車は2016年6月27日、「パリモーターショー2016」(プレスデー:9月29~30日、一般公開日:10月1~16日)において、ハイエンドモデルと位置付ける、プラグインハイブリッドSUVの新たなコンセプトカーを世界初公開すると発表した。

【プラグインハイブリッド第2弾の「コンセプトXR PHEV II」や電気自動車の「eXコンセプト」などその他の画像】

 同ショーで披露する「グランドツアラーコンセプト」は、同社のデザイン方針を引き継ぎ、押し出し感や機能美、日本のモノづくりのこだわりを表現する。また、将来のハイエンドモデルとなるグランドツアラーコンセプトには、プラグインハイブリッドの先端技術を盛り込み、どのような路面条件でも快適な走行性能を実現する。車室内も、洗練されたデザインとするようだ。

●「SUVと電動車で世界に役立つ」

 三菱自動車は、2015年に開催されたモーターショーで相次いでSUVのコンセプトモデルを発表している。

 同年3月のジュネーブ国際自動車ショーでは、プラグインハイブリッドの小型SUV「コンセプトXR PHEV II」を世界初披露した。「アウトランダーPHEV」に続く2モデル目のプラグインハイブリッド車と位置付ける。“都市型クロスオーバーSUV”として投入するため、小型軽量で高効率なFFタイプのプラグインハイブリッドシステムを新開発する。2017年度にも市場投入するとみられる。

 また、同年10月の東京モーターショーでは、電気自動車のコンパクトSUV「eXコンセプト」を披露した。電動化技術と四輪駆動システム、コネクテッド化、予防安全技術などを盛り込み、自動運転を視野に入れたコンセプトモデルだ。デザインはクーペの要素を取り入れた。内外装で三菱自動車の今後のデザインの方針を示した。

 同社はSUV市場と電動車市場に注力する商品計画を2016年2月に発表している。SUV市場は2020年までに2014年比20%増の拡大を見込んでおり、特に中型と小型がけん引するとしている。電動車市場は世界各国の二酸化炭素排出規制の強化により、2020年までに2014年比5倍に拡大すると予測している。

 プラグインハイブリッドSUVのハイエンドを担うグランドツアラーコンセプトは「パジェロ」「パジェロスポーツ」と同じ大型SUVのラインアップに加わり、SUVと電動車に注力する戦略を支える存在となりそうだ。

 しかし、日産自動車との協業によっては、商品計画に変更も見られるかもしれない。三菱自動車は、長年にわたってさまざまな車種の燃費測定試験で法令を順守してこなかった不祥事を公表したのと同時期に、日産自動車から出資を受けることを発表している。両社は協業の範囲として、SUVやピックアップトラックのプラットフォーム共通化や、電気自動車の共同開発などを挙げている。

最終更新:6月30日(木)6時25分

MONOist

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