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韓国政府「金正恩時代の権力構造完成」と評価=最高人民会議

聯合ニュース 6月30日(木)13時52分配信

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が29日に開いた最高人民会議(国会に相当)で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が国務委員長に推戴されたことについて、韓国統一部当局者は30日、「金正恩時代の権力構造が完成した」と評した。

 また、「党に続き国家機関でも金正恩式の権力構造を形成したとみられる」と説明。金正恩氏が国務委員長になっても権力が集中することに変わりはないとしながら、「全般的に5月の第7回党大会の追加措置を忠実に行う行事だったと評価している」と述べた。

 金正恩氏は第7回党大会で最高ポストの党委員長に就任。「唯一領導(指導)体制」と称する独裁体制を自ら完成させた。

 今回の最高人民会議では最高機関の国防委員会に代わり国務委員会が新設され、金正恩氏が国務委員長に推戴された。

 これについて同当局者は「国務委員会は総合的な政策決定機関の役割を担うとみられる」と説明した。

 別の当局者は「党の政策や路線が国家機関である国務委員会を通じて具体化され実施されるようにしたと思われる」と指摘。その上で、「国務委員会に国防委員会の機能も持たせ、外交・統一・経済分野に役割を拡大する意図があるようだ」と分析した。

 併せて、北朝鮮が対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の書記局を廃止するとともに同委員会を国家機関に昇格させたことについて、統一部当局者は金正恩氏が提示した統一課業の実行のため同委員会を活用するとみられ、党中央委員会統一戦線部レベルでの韓国に対する融和攻勢を強化させる意図があるとした。

 同当局者は北朝鮮が「国家経済発展5カ年戦略」で生産目標を提示しなかったことに言及し、「制裁で外部からの投資がないため成果を出すのは厳しいだろう」と話した。

最終更新:6月30日(木)14時35分

聯合ニュース