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白鵬 双葉山の大記録に再照準も

東スポWeb 6月30日(木)16時32分配信

 大相撲名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)へ向けて横綱白鵬(31=宮城野)が29日、名古屋市緑区の部屋宿舎で稽古を再開した。十両石浦(26)らを相手に20番取るなど精力的に汗を流した。稽古後は地元の小学生と相撲を取ってリラックス。「わりと今日は涼しかったからね。気持ちよかった」と笑顔を見せた。

 今場所は史上最多のV38と史上3人目の通算1000勝の同時達成を目指す一方で、成績次第では大相撲の「最後の聖域」が視界に入る可能性もある。双葉山が打ち立てた69連勝の大記録だ。白鵬は絶頂期だった2010年に記録更新に挑んだが、同年九州場所で連勝が63でストップ。その後は13年に43連勝、15年に36連勝で白星が途切れている。

 昨年の秋場所は左ヒザのケガで横綱として初めて休場。古傷のヒジ痛も慢性化し、場所中はサポーターが欠かせなくなった。この先は優勝回数を重ねても、連勝記録は困難というのが大方の見方だった。それが夏場所で8場所ぶりに全勝優勝したことで、いつのまにやら29連勝に。今場所も全勝なら44連勝となり、再挑戦がにわかに現実味を帯びてくる。

 白鵬は現時点で「まだまだ」と関心を示していないものの、何よりも記録をモチベーションにしてきた大横綱のことだ。このまま連勝を伸ばせば“ソノ気”になってもおかしくはない。

最終更新:6月30日(木)16時32分

東スポWeb