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【CBC賞】スノードラゴン大野はムチをどちらの手に持つのか

東スポWeb 6月30日(木)21時43分配信

【平松さとしの重賞サロン】大野拓弥騎手は左利きだ。もっとも、若い時から鞭(むち)は両手で使えるようにしてきたので、右でも叩くことができる。

 右回りの競馬では、多くの騎手は左手に鞭を持ってスタートを切る。逆に左回りでは右に持ってゲートに収まることが多い。コーナーで真っすぐ突進しないように、外側に持つことが多いのだ。

 しかし、大野騎手は左回りの競馬にもかかわらず、終始左手に鞭を持っていたことがあった。彼がサウスポーだから、ではない。

 2014年10月5日。この年のGIスプリンターズSは新潟競馬場で行われた。大野騎手が乗ったのはスノードラゴン。

「大外枠だけはイヤ」と言っていたら見事に大外18番枠となった。先述した通り、通常は右に鞭を持ってスタートすることが多いこのシチュエーションで、彼はスタートからゴールまで左に鞭を持った。

「返し馬の時に、左に行きたがったから」というのが、その理由。デビュー10年目の経験を生かして冷静な判断を下したわけだが、レース後は「興奮して自然とガッツポーズが出ました」。

 そのスノードラゴンと大野騎手のコンビが今週末、CBC賞(日曜=7月3日、中京芝1200メートル)に挑む。

「前走(北海道スプリントカップ=3着)は小回りで前残りの競馬。中間にまたがったところ、状態は明らかに良くなっていると感じました」

 そう語る大野騎手。左回りの中京で鞭は、どちらの手にあるかも注目してみたい。

最終更新:6月30日(木)21時43分

東スポWeb

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