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アルカラ主催「ネコフェス」今年も盛況!神戸エリア一帯で68組が熱狂ライブ

音楽ナタリー 6月30日(木)23時1分配信

アルカラが主催する、彼らの地元・兵庫県神戸市を舞台にしたサーキットイベント「ネコフェス2016」が6月26日に行われた。今年で4回目となるこのイベントは、神戸VARIT.、チキンジョージ、ART HOUSE、Kobe SLOPE、Event-hall RAT、KOBE BLUEPORT、MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎、Star-Club、クラブ月世界の9会場で実施され、計68組のアーティストがライブを繰り広げた。

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神戸VARIT.には兵庫が地元であるフレデリックやリバーシブル吉岡をはじめ、LEGO BIG MORL、UNCHAINなど関西出身のバンドが多く出演。そんな中でトップバッターを務めたSuchmosは「神奈川県の海沿いから来ました。初神戸だから気合い入ってるぞ」と挨拶しつつ、グルーヴィかつ熱気あふれる演奏で「STAY TUNE」「DUMBO」などを披露した。会場の温度が上昇する中でYONCE(Vo)はジャージを脱ぎ捨てて、最後に「まだ一番手だぞ、そんなんで大丈夫か? 最後に一瞬だけ涼しくしてやるよ」と言って、7月6日発売のCD「MINT CONDITION」から清涼感あふれる新曲「MINT」を歌唱。“神奈川から見た東京”と“大阪から見た神戸”が似ていることにシンパシーを露わにしながら、「さすが港町! 神戸今日もいい波ありがとう! また絶対来る」と観客に誓った。

もともとキャバレーだった場所をリニューアルしたクラブ月世界は、クリトリック・リスや、中華風エレクトロユニット・シェンフーシュバイツ、そしてナト☆カンや究極人形~アルテマドール~といったアイドルグループなどバラエティに富んだ面々が登場。出演バンドのベーシスト11名が集結する「ベース会議」といったネコフェスならではの企画も行われ、会場内にはこの日限りの神社「くだけねこ神社」が建立された。ひめキュンフルーツ缶はこのステージで「Luck out」「アンダンテ」などエッジの効いたロックチューンを連発。息つく暇もなく次々と激しいパフォーマンスを繰り広げた。「Seize the days!」では奥村真友里がステージから降りてフロアで観客を煽り、最後は「例えばのモンスター」「ミラクル彼氏」という定番ラストナンバー2曲を連続で歌って会場を盛り上げた。

異国情緒漂う北野異人館街の坂の中腹にあるKobe SLOPEは、BLUE ENCOUNTや赤色のグリッター、夜の本気ダンスらが熱気に満ちた空間で白熱したライブを展開。2年連続出演となったモーモールルギャバンは超満員の会場で、その温度をさらに上昇させるようなハイテンションなライブを繰り広げた。ゲイリー・ビッチェ(Dr, Vo)は「実はここ半年くらいで声が半音高くなったんだけど、それは稲村(太佑)くんのようになりたかったから。稲村くんにちょっとは近付けたと思うんですけど、まだ彼の方が7音くらい高いので、あれくらい歌えるようになるまであと7年かかると思う」「こっちは汗の量でしか勝負できないんですよ」と、彼なりの表現でアルカラをリスペクト。ラストの「サイケな恋人」では「ひさびさにこんなに汗だくになったよ。ネコフェス熱すぎるよ」と言いながら「パンティ」コールで会場を一体にした。

全9会場の中で最大のキャパを持つチキンジョージは、tricotやキュウソネコカミ、DJやついいちろうなどが登場。ここで行われたTHE BACK HORNのライブは、1曲目の「声」が始まるなりオーディエンスは腕を振り上げて熱狂した。山田将司(Vo)の「以前も何度か話をいただいてたんですけど、ようやくこのネコフェスに出ることができました。アルカラとは一緒にいい音楽を作ってる仲なので、少しでも力になるべく全力でいきたいと思います」という宣言から「生命線」が披露されると、フロアからは歓喜の声が。「コバルトブルー」では会場中を巻き込んでシンガロングが発生した。

チキンジョージのトリを務めたのは今年も主催者であるアルカラ。イベントの主役にふさわしい熱狂的な盛り上がりの中、彼らは「やるかやるかやるかだ」からライブをスタートさせた。続く「トロピカルおばあちゃん~ばーばばばぁ~」では、タンバリンを首に通したひめキュンフルーツ缶がダンサーとしてステージに登場。さらにこの日の24:00から配信リリースされた、PlayStation 4用ゲーム「LET IT DIE」に提供した新曲「LET・IT・DIE」も初披露された。アンコールでは昨年の「ネコフェス2015」のステージで結婚式を挙げた、アルカラのマスコットキャラクター「くだけねこ」と「にゃんにゃん」が登場。にゃんにゃんの妊活を応援するべく、最後に「開脚宣言」を「にゃんにゃんの開脚宣言」と改題して演奏した。この曲の演奏中、稲村は「みんなで1つのバンドだと思ってるので、メンバー紹介します」と言って、袖でライブを観ていたアーティストたちをステージに呼び込んで紹介。4回目のネコフェスもハッピーな空気の中で大団円を迎えた。

最終更新:6月30日(木)23時1分

音楽ナタリー