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松本ハウス、復活後の葛藤明かす「ネタ覚えられない」 解散は1度だけ意識

オリコン 7月1日(金)15時28分配信

 お笑いコンビ・松本ハウスが1日、都内で行われた松本キック著『相方は、統合失調症』(幻冬舎)出版記念イベント前の取材会に出席。「ボキャブラ天国」などで活躍するも、1999年にボケ担当のハウス加賀谷が統合失調症のため活動を休止。2009年に復活を遂げるも病気の影響で記憶力が低下し、感情も欠いていた。相方でツッコミ担当の松本キックは「自分の中でやりたいお笑いができないのが悔しかった、悲しかったですね。相当悩んだ」と“完全復活”までの葛藤を明かした。

【取材会の様子】4週間に1回の通院…統合失調症で闘病中のハウス加賀谷

 復活した加賀谷は、ネタを覚えようとするも思うようにできず「1ヶ月真剣に取り組んでも覚えられなかった。ネタをやるのが嫌だった」と振り返り、松本も「(当時の相方は)記憶力の低下でネタが覚えられない。あと言葉に感情がのっていなかった。舞台で間違えるとテンパッてしまう。放送事故ならぬ漫才事故だった。復活後の3年間は混沌としていた」と回想した。

 現在はサンミュージックに所属しているが、復活した当初はフリーだった同コンビ。「面白い」と思われたい一心で、苦労を「表に出さないように、みせないようにやっていた」(松本)と奮闘した。しかし、自分が思い描いたお笑いができず、加賀谷は自分を責め、葛藤し、裸足で家を飛び出したこともあったという。加賀谷は「復活したけど、復活前の自分ではなくなった」と語った。

 また松本は、加賀谷が復活するまでピンで活動しており「一人の自由さも知っているので、一人のほうが楽なんじゃないかと。お互いに口にはしていないけど、解散を意識したことがあった。僕は1度だけ」と解散も視野に入っていたことを告白した。それでも「加賀谷は今の加賀谷のままでいい。できることを探そう」と声をかけ、コンビのネタを書き直し。松本は「相当悩んだ。でも、それでも進んでいかないといけない。進んでいけば答えが出る。そこには絶対違う風景がある。それで心から笑ってネタができる」と二人三脚で病気からの脱却をはかった。

 現在、加賀谷は4週間に1回精神科に通院しており、病気は普段の生活に支障がないほどに回復している。加賀谷は「だんだん乗り越えて克服したことを書いている。統合失調症じゃなくても悩んでいる人を助けるヒントが書かれている」とアピールした。

最終更新:7月1日(金)15時37分

オリコン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。