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【ライヴレポート】cali≠gari、ツアー最終日にSOFT BALLETカバーも「ずっと一緒に遊びたい」

BARKS 7月3日(日)21時49分配信

cali≠gariが6月24日、EX THEATER ROPPONGIにて全国ツアー<cali≠gari TOUR2016 「憧憬、睡蓮と向日葵」>のファイナル公演を開催した。終演後、そのステージ上で9月に新宿5ヶ所を回る<カリ≠ガリ 秋の生活応援ツアー「火の車」>と、<村井研次郎 20th Caliversary Live~村≠フェス~>の開催を発表した。

◆cali≠gari 画像

この日のステージは国内ではあまり見られないスネークピットが設けられ、開演前からザワザワと困惑や好奇の声が上がる。会場が暗転すると、ステージに掛かった紗幕にミニアルバム『憧憬、睡蓮と向日葵』をイメージさせる美しい映像が映し出された。それがメンバーのシルエットに変わると、「ギラギラ」のイントロと共に紗幕が落ち、ステージの全貌が露わに。続く「マネキン」「-踏-」「トレーションデモンス」とアッパーチューンを畳み掛け、フロアはすでに狂騒状態。

メンバー3人に、サポートドラムの中西祐二、キーボードの秦野猛行、そしてマニュピレーターの白石元久という鉄壁の布陣に、saxのyukarieを村井研次郎(B)が呼び込むと、「蜃気楼とデジャヴ」へ。艶のある石井秀仁のヴォーカルにyukarieのsaxが絡み合い、より官能的に。石井が花道に立ち、「もう一回だけ」と周囲をぐるりと見渡しながら放った「みんなで死のうぜ」は記憶と記録に残しておきたいところだ。さらにこの日のライヴを印象的付けたのは曲の世界観をグンと広げたVJ。「薫風、都会、行き行きて」では流れるような車窓風景が疾走感を煽り、観客が持つ懐中電灯の灯りが照明変わりとなる「オーバーナイトハイキング」ではスクリーン一面に星空が浮かんでより幻想的な空間を演出し、「冷たい雨」や「夏の日」では、夏の街の風景が郷愁感を誘った。

「東京! いっぱい回ってきました。いいこともあったし、悪いこともいっぱいありました。みんな楽しんでますか? これからも楽しんでくれますか? あなたたちとずっと一緒に遊びたい」

終盤は「嘔吐」や「紅麗死異愛羅武勇」など盛り上がること必至のキラーチューンの連発に会場もヒートアップしたところで、桜井がこう語りかけた。その瞬間、会場の心がギュッと一つになった感じがした。今、この瞬間の多幸感と、終わりに向かっているという寂寥感。その両方が一気にフロアに充満する。そのせいか「アレガ☆パラダイス」がやたらと優しく響いた。そして愛に満ちた「セックスと嘘」が終わる頃、深くおじぎをする桜井の後ろで、yukarieが高く天を指差した。SOFT BALLETのカヴァー、メンバー渾身の「ENGAGING UNIVERSE」を披露。そこには最大級の敬意が込められていた。

メンバーがステージを降りると、花束を抱えたモデルの藤井さこと、花結い師 TAKAYAが登場。黄色と赤の向日葵を髪に結い付けていく。その様子を食い入るように見つめる観客。その後、メンバーがステージに登場しセッションをしている間、花結いは石井秀仁へ。黄色い向日葵が華やかに石井の髪を彩ると、本編ラストの「憧憬、睡蓮と向日葵」へ。それは息を飲むほどに美しい、集大成と言える圧巻のステージだった。

桜井がウエディングドレス姿で登場したアンコールは、本編の余韻を見事にかき消し、カオス状態へ。「みんなのはっきょう」で観客の絶叫を録音した後、「混沌の猿」ではドレスを翻しながらバナナを投げ、再び演奏された「ギラギラ」ではトマトを潰しては投げ、潰してはまた投げる。最後は研次郎がそのドレスを引き剥がしている間、石井が桜井のギターをかき鳴らすという、レアなシーンも。ラストは「クソバカゴミゲロ」と全員で吐き出し、cali≠gariの熱い夏が終わった。

終演後スクリーンでは、2016年下半期のcali≠gariのスケジュールが告知された。新宿5ヶ所を回る<カリ≠ガリ 秋の生活応援ツアー「火の車」>が9月8日よりスタート。そのうちの9月17日の新宿live freaksは男子限定、9月26日のHOLIDAY SHINJUKUは、伝説のLa’royque de zavyとの2マンライブとなる。また、発売延期が発表されていた『みんなの発狂』が、この<火の車>ツアーから会場販売されることが決定。そして、11月9日には村井研次郎cali≠gari加入20周年を記念する<村井研次郎 20th Caliversary Live~村≠フェス~>を赤坂BLITZで開催する。

さらに、会場限定盤としてEX THEATER ROPPONGIで販売された狂信盤『憧憬、睡蓮と向日葵』が、6月29日21時よりFC「客室ノイローゼ」限定で先行発売されることが決定した。一部店舗での発売についての詳細は、後日発表になるとのことだ。

■ライヴ/イベント情報
<カリ≠ガリ 秋の生活応援ツアー「火の車」>
9月08日(木)新宿MARZ
9月13日(火)新宿LOFT
9月17日(土)新宿live freaks ※男子限定
9月26日(月)HOLIDAY SHINJUKU ※La’royque de zavy VS cali≠gari
9月29日(木)新宿ReNY
【火の車FC客室先行販売】
2016年6月28日(火)12:00~7月11日(月)23:59

<村井研次郎 20th Caliversary Live~村≠フェス~>
2016年11月9日(水)赤坂BLITZ
※詳細は後日発表

<D’ER≠gari 2016 feat.DEZERT 東名阪LIVE>
11月26日(土)大阪STUDIO PARTITA
11月27日(日)名古屋BOTTOM LINE
12月02日(金)品川ステラボール
※詳細は後日発表
http://www.kyakusitsu.com/content1/?no=cE6V3nfGS3vUSqCQscCXSpS

最終更新:7月3日(日)21時49分

BARKS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。