ここから本文です

エルビス・プレスリーを支えた名ギタリスト、永眠

BARKS 7月3日(日)21時56分配信

またしてもロックンロール史上に残る偉大なミュージシャン、スコッティ・ムーアが6月28日(アメリカ時間)にナッシュビルの自宅で永眠した。死因は公開されていないがこの数ヶ月間体調を崩していた。84歳だった。

◆スコッティ・ムーア&キース・リチャーズ画像

スコッティ・ムーアはエルビス・プレスリー黄金期のリードギタリストとして活躍し、2000年にロックの殿堂入り、2015年にはメンフィス音楽殿堂入りを果たしたテネシー州生まれのギタリストだ。また一時は、エルビスのパーソナル・マネージャーとしても活躍した経歴を持っている。エルビスとの出会いは1954年にSun Recordsから「有望なシンガーがいる」と当時10代のエルビスを紹介されたところからスタートしており、そこから二人の関係がスタート、後に「That's All Right(Mama)」の大ヒットへと続くことになる。

彼は1960~1970年代黄金期のロック・ギターに大きな影響を与えた一人であり、エルビスのオリジナルバンドメンバーで唯一生き残っていた人物だった(Elvis Presley、ベーシストのBill Black、プロデューサーのSam Phillipsは既に他界)。プレスリーの代表的な楽曲「Heartbreak Hotel」「Blue Suede Shoes」「Jailhouse Rock」「Hound Dog」をSun Studioでプレイした事で知られており「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第44位、2011年の改訂版では第29位に選ばれている。

キース・リチャーズも彼のギターにインスパイヤーされたひとりとして有名だ。キースは「「ハートブレイクホテル」を聴いたとき、俺が人生で何をやりたいかが分かった」と語っている。

SunスタジオのエンジニアであるMatt Ross-Spangは、インスタグラムに「今まで私が御会いした事の無い程素晴らしい人を本日失いました。彼は世界を変えたギタリストです。」と追悼コメントを投稿、ビリー・アイドルは「スコッティ・ムーアのようなR&Rの世界を革新するギタリストはたくさんいないだろう。RIP」と追悼メッセージをツイート、ジミー・ペイジは「本物のエレキギターのアイコンの冥福を祈る」とツイート、キース・リチャーズは「最大の悲しみに別れを告げます。それは私が最初にインスピレーションを受けたスコッティ・ムーアーへ」とツイートしている。

Sayaka Shiomi

最終更新:7月3日(日)21時56分

BARKS