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人類、AIパイロットに空中戦シミュレーターで大敗。脅威の反応性能見せる

sorae.jp 6月30日(木)9時0分配信

人工知能を搭載した戦闘機と、エースパイロットの戦い…SF小説やアニメでお馴染みのストーリーが、もうすぐ現実となるかもしれません。
 
今回シンシナティ大学の博士が開発したAIパイロット「ALPHA」が、数十年の経験をもつベテラン戦闘機パイロットをシミュレーターで打ち破ったことが報告されました。複数回行なわれた戦闘では、AIパイロットはアメリカ空軍大佐の退役パイロットのGene “Geno” Lee氏の追撃を巧みにくぐり抜け、逆に何度も撃ち落とすことに成功したのです。
 
Lee氏は今回のAIパイロットについて、「これまでで最もアグレッシブで反応性に優れ、ダイナミックで手強いAIだった」と述べています。米空軍で戦闘システムのマネージャーと戦術教官を務め、数千回も空戦ミッションをこなしてきたLee氏の実力は折り紙つき。その彼にここまで言わせるのですから、このAIパイロットの実力恐るべし…ですね。
 
彼は続けて、「AIパイロットの察知能力と反応能力には非常に驚いた。まるで、私の意図を読み取っているようだったし、こちらの動作やミサイル配置にあわせて動いているようだった。また防御の仕方も熟知していたし、防御と攻撃の切り替えも機敏だった」としています。
 
シンシナティ大学出身のNick Ernest氏が設立したPsibernetix社によって、ALPHAは開発されました。その戦闘システムには「Genetic Fuzzy Tree」と呼ばれる意思決定アルゴリズムが採用されています。このアルゴリズムは人間のように適切な問題だけを考慮することで、人が瞬きをする内に250回も思考を重ねることができるというのです
 
今回の戦闘の後、Lee氏は「私は疲れ果ててしまったし、家に帰らせてもらうよ。このシステムはAIパイロットが運用しているものの、その戦闘は現実そのものだ」と語っています。将来の戦闘機は運動性能が高性能化するにつれ、いずれAIパイロットが採用されると予想されています。その日は、もう遠くないのかもしれません。

最終更新:6月30日(木)9時0分

sorae.jp

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