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「マイナス金利」「EU離脱」 世界の動きに合わせてライフプランを考えてみる

マネーの達人 6月30日(木)5時14分配信

マイナス金利政策から4か月…

日銀がマイナス金利政策を初めて、はや4か月以上が過ぎました。5月連休後からこのコラムに取りかかりましたが、出来上がり時には予想もしなかったイギリスがEUからの離脱が国民投票で決まりました。

少しずつ円高傾向や株安傾向などもちらついていましたが、この問題が出てから世界のマーケットは大きく揺れ始めました。

日本では一時100円を切る円高になり、株式も日経平均で1,300円ぐらい一気に値下がりしました。今後の動きは、今の時点で予想は難しいですが、当面は円高と株安で推移するのではないかと感じられます。

■マイナス金利の導入目的

そんな大きな金融市場の状況ですが、日本でのマイナス金利政策は、新しい金融政策で世の中のあらゆる金利を引き下げて、世の中にお金が流れることで、経済を活性化させようとする目的で導入されました。

具体的には、借り入れ金利が大きく下がれば、一般の私達がマイホームを建てるときに利用する住宅ローンが有利に利用出来やすくなったり、マイカーを購入する時に利用するマイカーローンが借りやすくなります。

それ以前に、大きな物でもローンでも組んで欲しくなる可能性の消費マインドが高くなります。企業も金利が低い方が投資しやすくなるはずです。

マイナス金利には「メリット」と「デメリット」が共存している

少し詳しく考えて見ましょう。上記で触れた通り、マイナス金利政策の恩恵が及ぶのは、マイホームやマイカーを購入するときに利用するローン金利の引き下げ効果によることが、大きなメリットとして享受出来ます。

しかし、現実の経済動向は、机上論通りには進んでいないようです。住宅ローン金利が下がることのメリットが大きいのですが、新規で借り入れは前年3月と比較して2割増加程度のようです。

大きく延びたのは、現在ローンを返済中の方々が、今まで以上に低いローンへの借り換えを行う事による家計の軽量化を図り、前年同期と比べ3.7倍も急増したようです。

もう一方の中小企業への融資は、銀行が利益の縮小を嫌って金利をあまり下げず、企業の投資意欲は低調のようです。この事を裏付けるのが「お金を借りられない問題よりも仕事が増えない悩みが大きい」との意見です。

このようにマイナス金利には、メリットとデメリットが共存しています。

言葉が、マイナスと付きますから、イメージ的に消費者マインドが上がりにくく、お金をストックする方向や節約思考がより強く働く方に向かうのではないでしょうか?

日本株価を支えるために、公的年金が使われていることも将来不安を助長しているのではないでしょうか?

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最終更新:6月30日(木)5時14分

マネーの達人