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ブラジル力士初、魁聖関脇に=母国からも喜びの声=大相撲名古屋場所、新番付

ニッケイ新聞 6/30(木) 23:26配信

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」28日付け>

 【サンパウロ】来月10日から始まる大相撲名古屋場所の新番付が27日、日本相撲協会から発表され、サンパウロ生まれの日系三世、魁聖(29、友綱)の関脇昇進が決まった。ブラジル現地からも喜びの声が上がっている。

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一場所で再昇進の大躍進

 初土俵となった2006年秋場所から10年。ブラジル出身力士として先場所、初めて三役に昇進した。東の小結として臨んだ5月の夏場所で、初日から3連敗と苦しみながら千秋楽で勝ち越し、8勝7敗で終えた。同場所では琴勇輝と勢の両関脇が共に負け越したため、魁聖の関脇昇進が確実と見られていた。

 ブラジル人力士初の三役昇進はわずか一場所前の出来事。続けての朗報にブラジル相撲連盟の籠原功会長は、「2人の関脇が負け越したから、相撲仲間たちと『上がるだろう』と話していた」と正式決定に安堵した様子。

 「過去、前頭上位にいた時、負け越しからの降格が何度かあった。小結になった先場所も心配してテレビ観戦していた」と言うが、周囲の不安をよそに土壇場で勝ち越した。

 「ブラジルを離れた時は130キロほどの体重だったが、今では200キロ近くになり非常にたくましく見える。体調も良いみたいだ。もしかしたら大関にも…」という期待も込める。

 「帰ってきたらお祝いしたいが、彼も多忙で不可能でしょう。ただブラジルからも大勢の人が早起きして見ていますよ」と、握りこぶしでエールを送った。ブラジルの相撲協会関係者らは「何かお祝いをしなきゃ」と頭をひねっている。

最終更新:6/30(木) 23:31

ニッケイ新聞