ここから本文です

火星の大気、昔はもっと酸素があった? 「水」由来の可能性も

sorae.jp 6月30日(木)11時28分配信

現在探査機やローバー(探査車)によって、さまざまな調査が進められている「火星」。現在は乾ききった赤い星となってしまいましたが、どうやら過去には「地球のようにもっと酸素があった」ようなんです。
 
火星の調査を行っているNASAのローバー「キュリオシティ(下画像)」は、火星の岩石に酸化マンガンが集中している部位を発見しました。これは、数十億年前の火星の大気がより多くの酸素を含んでいた証拠である可能性があります。

ロスアラモス国立研究所の惑星研究者のNina Lanza氏は、「地球上でこのような酸化マンガンが生成されるには、大気中か微生物による酸素が関連している場合のみです。今後、私たちは火星で酸化マンガンを探し、どのようにしてそれが生成されたのかを探ります」と語っています。
 
今回発見された酸素が微生物由来だったら面白いんですけどね…ただ、現時点では可能性の高そうな「大気中に多くの酸素があった」証拠を探そうとしています。また、この大気中の酸素は42億年前に火星が磁場を失った時に、水分子が分離して生成されたと推測されているんです。ただし、その後に火星の酸素は段々と失われ、現在は大気中の0.1パーセントにまで低下してしまっています。
 
さらに、この酸化マンガンはかつて火星に豊富にあった「水」によって生成された可能性もあるんです。それを裏付けるように、これまでキュリオシティやその他の探査機はかつて火星に水があった証拠をいくつも示しています。
 
現時点でも火星の上を調査して回っているキュリオシティですが、おそらく2030年代に人類が火星に降り立つ時までには「火星生命体」の証拠を見つけているのでしょうか?

最終更新:6月30日(木)11時28分

sorae.jp

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]