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読書感想文、保護者の関わり方やつまずきポイントとは

ベネッセ 教育情報サイト 6月30日(木)14時1分配信

読書感想文は、小学生がてこずる夏休みの宿題の代表格。本は選べても、実際に書きはじめると全然進まない……ということはないでしょうか。夏休みの読書感想文を書く時の、保護者の関わり方やつまずきポイントなどをお伝えします。

やはり苦労 約6割の保護者が手伝う

読書感想文を書くための本を選び、読んだあと、やってくるのが「作文を書く」という壁です。保護者がどれぐらい手伝ったかを伺うと、「少しだけ手助けした」「かなり手助けした」「ほとんど一緒に取り組んだ」を合わせて約6割となり、本選びは子ども一人で行えても、文章を書く段階では保護者が手助けするケースが多いようです。

一方、保護者が読書感想文で子どもに求める到達レベルを伺うと、「保護者のかたが関与せず、子どもだけで完遂してほしい」という回答が5割を超え、子どもの読書感想文を保護者が手伝うことについては、「あまりよくないと思う」「まったくよくないと思う」という回答の合計も5割を超えていました。保護者はできるだけ関与しないようにしたいと思いながら、手助けせざるを得ない状況が見てとれます。

3つのつまずきポイント どんな手助けが必要か

「今年の読書感想文で、何か困ったことはありましたか?」という質問に対する回答から、感想文を書く時に必要な手助けの3つの傾向が明らかになりました。

1つ目は、読書感想文の書き方がわからないパターンです。「何を書いたらよいのか、まだ子どもが理解していない」こともあり、感想文の組み立て方や、展開の仕方を教えてあげることが必要です。

2つ目は、あらすじは書けるけれども、感想が書けないというパターンです。「あらすじを書いて終わってしまう」「感想が出てこない」ということは、高学年になってもよくあることのようです。印象に残った場面やその理由、本の中のエピソードと自分の生活を比べてどう思うかなど、話を膨らませるための声かけができるとよいのかもしれません。

3つ目は、体裁面での不備不足が目立つパターンです。「字が汚い」「漢字を書けない」ということが多々あるようです。清書をするのを見守ったり、漢字を一緒に調べたりできるとよいのかもしれません。原稿用紙の使い方も学びましょう。

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最終更新:6月30日(木)14時1分

ベネッセ 教育情報サイト