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四国IL選抜、4試合連続サヨナラ負け…昨年に続き北米遠征の負け越し決定

Full-Count 6月30日(木)20時24分配信

オタワ・チャンピオンズとの3連戦初戦は延長戦決着

 長い北米での戦いもいよいよ最終盤へ。「四国アイランドリーグplus ALL STARS」最後の訪問地は、カナダ・オンタリオ州オタワのレイモンド・シャボー・グラント・ソーントン・パークである。現地時間6月28日19時5分(日本時間6月29日8時5分)より始まったオタワ・チャンピオンズとの3連戦初戦。5連敗・3試合連続サヨナラ負けで通算成績6勝10敗となり迎える彼らの意地に期待である。

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 その意地とカブキJAPANエースの責任感を右サイドハンドがまず示す。ここまでの北米遠征3試合で防御率2.00、2勝0敗の原田宥希(香川オリーブガイナーズ)は、初回に2死一、三塁から5番打者に適時打を許すなどこれまでの登板と比べ明らかにボールに力がない状態だった。

 それでもストレート、スライダー、カーブ、シュート、チェンジアップを丹念にコーナーへ投げ分けて打たせて取った原田は、6回裏に勝ち越し打を許したとはいえ、被安打6、6奪三振、2失点。バトンをしっかりリリーフ陣に引き継ぐ。彼は間違いなく限界点を超えた「KABUKI SPIRITS!」の体現者となった。

 これに呼応し、「傾く(かぶく)」姿勢を見せたのは9番打者・平間隼人(徳島インディゴソックス)。4回表、1死二、三塁からニゴロで1打点。再び1-2とされた8回表1死二塁からは、ストレートを思い切り引っ張って右翼線を破る同点適時二塁打。これで平間はチームNo2の13打点目。とても9番打者とは思えない勝負強さである。

 かくして試合は延長戦へ。10回は両者チャンスをつかむも得点には至らず、11回からは無死二塁のタイブレーク制で決着をつけることになった。

守護神・平良成が2点適時打食らい…通算成績は6勝11敗に

 そして12回表、最初に壁を破ったのは「四国アイランドリーグplus ALL STARS」であった。1死三塁から代打に送られたのは河田直人(高知ファイティングドッグス)。闘志あふれるプレーの代償に長期離脱を強いられたガッツマンは、期待に応えて中前に弾き返し3-2。いよいよトンネル脱出が見えてきた。

 だが、3イニング目に入った守護神・平良成(高知ファイティングドッグス)が力尽きた。1死満塁から3番打者に左中間を破る2点適時打を食らい、3-4。4試合連続のサヨナラ負けで通算成績は6勝11敗。昨年に続き北米遠征の負け越しが決定した。

「なにをやったら勝てるのか?」選手たちの心中は察するに余りある。ただ、10回表の1死満塁で無得点に終わった場面など、勝利をつかむための術はまだ多くあることも事実だ。あと半歩、あと一歩の精度を上げれば、12回で12三振、下位打線は軒並み打率1割台というオタワ・チャンピオンズ相手には十分勝機がある。その積み上げがキューバ代表戦勝利への礎となるはずだ。
 
 オタワ・チャンピオンズの3連戦2戦目は、現地時間6月29日19時5分(日本時間6月30日8時5分)より開催。「7勝目」の先にある大きな目標向けて、彼らには今こそ壁を破る真の「カブキJAPAN」への道を歩んでもらいたい。

四国アイランドリーグplus ALL STARS
000 100 010 001 | 3 
100 010 000 002×| 4
オタワ・チャンピオンズ

四国アイランドリーグplus ALL STARS:原田、フィリップス、嘉数、平良-鶴田、垂井
オタワ・チャンピオンズ:Carlos、Cooper、Perez、Wilson、Cunningham-Grauer

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最終更新:6月30日(木)20時24分

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