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「龍神寄合会」が誕生 地域全体で活性化目指す

紀伊民報 6月30日(木)16時45分配信

 和歌山県田辺市龍神村の地域活性化などに取り組んできた中山路生活圏寄合会が、活動の範囲を龍神村全域に広げる。29日に龍神村西の龍神行政局で設立委員会を開き「龍神寄合会」の名称で活動していくことを決めた。今後、他の団体と協力していきたいという。

 中山路生活圏寄合会は、中山路地区で県の支援事業を受けて2015年度までの3年間活動してきた。支援事業が終わったことから、本年度からは龍神村全体の生活向上や過疎対策、産業の振興に寄与することを目的に取り組みを発展させることにした。

 設立委員会では、中山路生活圏寄合会の冨田進代表が「これからどういう活動をするのか話し合い、長く続けられる取り組みを煮詰めていきたい」とあいさつ。話し合いでは会の名称や会則などを決めた。

 龍神寄合会は、趣旨に賛同する団体や個人で組織する。これまで中山路生活圏寄合会にあった「産直店」=運営・村の爺婆(じじばば)会、「加工品開発(サトイモ加工)」=同・みらい龍神、「特産品開発(そば)」=同・ええとこねっと龍神村、「ワークステイ」=同・実行委員会、「田んぼアート」=同・実行委員会=の五つの部会が活動の主体となる。

 このうちワークステイは、和歌山大学観光学部と協力し、耕作放棄地の活用や外部人材との交流などを目的に学生らが農家や民家に泊まり込んで農作業を手伝う。大学との話し合いが必要なため、具体的な事業は今後決めていくという。他団体に協力を打診したり、若い人を巻き込んだりして会を盛り上げていくことも話し合った。

 会長は後藤昇さん(ええとこねっと龍神村)、副会長は辻達行さん(村の爺婆会)、監事は龍神村商工会が務める。事務局は龍神行政局産業建設課に置く。

最終更新:6月30日(木)16時45分

紀伊民報