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古座川の滝を気軽に巡れるように 町など取り組み

紀伊民報 6月30日(木)16時45分配信

 和歌山県古座川町の観光資源である滝を来訪者にもっと楽しんでもらうため、町や南紀月の瀬温泉ぼたん荘(古座川町月野瀬)は、滝までの歩道整備やマップ作りなどに乗り出した。本年度は古座川街道やどやの会とともに滝の調査に取り組む。町産業建設課の担当者は「滝を見に来る人が安全で回りやすい環境を整えたい」と話している。

 この事業は、町の指針となる町観光振興計画に基づいた町観光振興実施計画の一つ。町内の9団体がさまざまな事業に取り組み、滝巡りでは町が歩道や看板の整備、ぼたん荘が歩道の維持管理やマップ作りを担当する。ぼたん荘は滝巡りに興味を持つ宿泊客や観光客が多いと感じており、滝を気軽に見に行けるようにしたいと提案した。

 調査は、町内でウオークイベントを開くなど自然に詳しい古座川街道やどやの会に協力してもらい、一緒に進める。24日にあった初めての調査には、町産業建設課やぼたん荘、やどやの会から計11人が参加。同町一雨の「神水瀑」と同町中崎の「中津谷の滝」を訪れた。

 神水瀑では、滝の近くまで下りる道が整備されておらず危険なので、来訪者には、高い位置にある安全な林道そばから見てもらおうと意見がまとまった。早速、神水瀑がよく見える林道そばに生えている木の一部を伐採した。

 中津谷の滝では、崩れて通りにくい歩道があったため、整備が必要だと話し合った。細かい落石もあった。中津谷の滝は歩道入り口に看板があるが、滝まで徒歩で15分ほどかかるため、歩道の中間地点にも看板を設置してはどうかという意見が出た。

 町内の滝は、有名な所だけで約10カ所あり、どの滝をマップに掲載するかは話し合って決める。歩道整備やマップ作りなどは2017年度中に完了する予定。

最終更新:6月30日(木)16時45分

紀伊民報