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原発なしでも安定供給 今後10年、北陸の電力需給

北國新聞社 6/30(木) 2:41配信

 電力広域的運営推進機関(広域機関)は29日、今後10年間の電力需給見通しを発表した。北陸エリアでは、志賀原発の運転停止が続いた想定でも、ピーク時の電力需要に対する供給力の余力を示す「予備率」は、安定供給の目安となる8%以上を確保できる見通し。

 電力小売りの全面自由化に伴い、北陸エリアの需給バランス評価は北陸電力のほか、新規参入の電力会社(新電力)の計画も織り込まれている。

 北電は東日本大震災以降、志賀原発再稼働時期が見通せないとして、国に提出する供給計画を「未定」としている。しかし、今年度から「未定」とした原発の供給力をゼロと算定し、広域機関が需給バランスを評価することになった。

 今後10年間の北陸エリアの需要電力量は年平均0・6%伸びると予想した。2025年度は最大電力が521万キロワット(16年度比5・3%増)、供給力が566万キロワット(同2・1%減)で、予備率8・7%を見込む。16年度予備率は16・8%と見通した。

北國新聞社

最終更新:6/30(木) 2:41

北國新聞社