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残雪なし、花咲く登山道 1日、白山夏山開き

北國新聞社 6月30日(木)2時46分配信

 白山国立公園は7月1日、夏山開きを迎える。最高峰の御前峰(ごぜんがみね)(標高2702メートル)を目指す登山客らは29日、登山道の周囲に例年より約1カ月早く満開を迎えたクロユリやハクサンコザクラをめでながら歩を進め、暖冬をあらためて実感した。

 例年の夏山開きでは、壮大な雪渓を楽しめる「十二曲がり」(同2250メートル)付近に残雪が見られず、山道を行き交う人々はむき出しとなった岩場を注意深く歩いた。登山道脇には、白山に夏の訪れを告げるミヤマキンポウゲの鮮やかな黄色い花が咲き誇った。

 白山室堂ビジターセンター(同2450メートル)によると、今年の残雪量は1998(平成10)年以来の少なさとなった。暖冬の影響で、空気を含んだ雪が降り積もり、雪解けが早まったとみられる。

 29日の石川県内は曇りまたは雨となり、最高気温は羽咋27・6度、金沢27・4度など全11観測地点で夏日を記録した。30日朝方にかけて雷を伴う激しい雨が予想され、金沢地方気象台は県内全域に雷注意報を発令した。

北國新聞社

最終更新:6月30日(木)2時46分

北國新聞社