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さかなクンが映画『ファインディング・ドリー』に込められた“お魚への愛”を語る

ぴあ映画生活 7月1日(金)10時33分配信

ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』で、さかなクンが字幕版と日本語版の海洋生物監修を務め、日本語版のマンボウの声を演じている。子どもの頃から魚が大好きで、愛情をもって研究を続けてきたさかなクンは、映画を観て、フィルメイカーたちの魚への深い愛情を感じたようだ。

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前作『ファインディング・ニモ』も大好きだったというさかなクンは「お魚と映画のキャラクターがピタッと合っているんです!」と語る。「カクレクマノミは確かにニモちゃんみたいな性格だろうなぁと思えるんです。映画だと、マーリンさんは心配性で、ニモちゃんは冒険したがりますけど、本当のお魚も小さいときは冒険したがるんです。大きいお魚は危険な目に遭っているから、なかなか釣れないけど、小さいお魚ほど釣られやすい。映画を観るとクリエイターの先生方が、お魚や海洋生物ひとつひとつの動きや姿、泳ぎ方を研究されて、忠実に表現されていることがわかります」

ピクサーのスタッフは、映画製作の過程で徹底したリサーチを行うことで知られているが、さかなクンは『…ドリー』のスタッフは海の世界を調べ抜いただけでなく、深い愛情をもって描いているという。「見て、触れて、味わって……色々な感動をお魚からいただいているわけですね。お魚は身をもって色々なことを教えてくれるので“たかがお魚”なんて思ったら失礼ですし、調べれば調べるほど、知れば知るほど、お魚のことが愛おしくなるのです。この映画でも、お魚それぞれにキャラクターがあり、面白さが違うんです。マンボウのユーモラスな感じだったり、カジキちゃんのシュッとした姿や群れで動くところ……動きもリアルで、クリエイターの先生方が長い時間をかけて研究することで、お魚たちへの愛情が大きくなっているのを感じました」

さらに、さかなクンは、映画の中で描かれるマーリンとニモの親子像、親に会いたいと願うドリーの姿に感動したようだ。「さかなクンは小さい頃から絵を描くことが好きで、ハイハイするぐらいの頃から夢中になって絵を描いていました。小さい頃はトラックをよく描いていたんですけど、母は清掃局の車庫に連れて行ってくれたし、お魚が好きになってからは、街で一番大きなお魚屋さんに連れて行ってくれました。家庭訪問で学校の先生が母に『魚のことに夢中なので授業に集中させてください』って言った時も、母は『それでは、みんなが同じ子どもになってしまいます。この子は絵が好きで、お魚が好きなのでそれでいいんです』ってノビノビと泳がせてくれました。その結果、さかなクンになったんです! この映画でもドリーは旅に出ますけど、さかなクンも若い頃に自分でお金を貯めて外国に行った時、親は何も言わないで自由にさせてくれた……だから、大人がこの映画を観ると、自分も子どもの頃にあんなことや、こんなことがあったなぁって思えますし、小さい子にはこの映画を観て、もっともっとお魚の世界に興味をもってもらいたいです!」

『ファインディング・ドリー』
7月16日(土) 全国ロードショー

最終更新:7月1日(金)10時33分

ぴあ映画生活

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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