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女性議員のファッションは、なぜ、ズレてしまうのか? 「庶民感覚がないよね」 ドン小西さんに聞いてみた

withnews 7月1日(金)7時0分配信

 女性の議員は増えて欲しい、私たちの味方だとも思いたい。でも、メディアで見る彼女たちにしっくりこない感じ、ありませんか? 独特のファッションが原因のひとつでは……。そんなモヤモヤを、デザイナーのドン小西さんにぶつけてみました。(朝日新聞文化くらし報道部記者・松沢奈々子)

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ファッションは内面をうつす鏡

 男でも女でも、ファッションは、その人の内面をうつす鏡なんだよ。本人たちは国民に良く思われたいし、「私は庶民の味方」と思ってる。時代性や幅の広さ、柔軟性も気にしてる。

 特にいまは政治を語る上で「これからは」「未来を見据えて」みたいなことが大きなテーマになってるよね。でも、そういうことを掲げながらも庶民から見て「あれ?」っていうファッションをしてる。

 特に時代性を肌で感じる10代が、「え?」って思ったら内面も「あれ?」っていう人なのよ。

一生懸命だけど…いまだに肩パッド

 ダサい人は発想力もアイデアもダサい。古くさいファッションをしている人は考え方や政治思想も古い。偏った格好している人は視野が狭いし、田舎くさい人はあか抜けない。

 いまや80年代の遺物でしかない肩パッドがわかりやすい例。「これからの日本は~!」って、いまだに肩パッドつけて何言ってるのって思うでしょ。

 若い人から見たらおかしいんじゃない?っていう服装が多いけど、そういう人を選んできた結果でもあるんだよね。庶民に良く思われたいって一生懸命なのに、ものすごいズレてるんだよね。

 ファッションのバランス感覚がいい議員だっているよ。でも金や知名度が優先される世界だから、そういう人は票を取れないんだよね。

 じゅうたんみたいな柄だってファッションには大事な要素。でも、こういう高価で目立つ素材を選ぶことで、権力や名声が大好きっていうメッセージを発しているよね。

「権力好き」「デキル女」をアピール?

 赤を選ぶ人もゴージャス好き。勝利の色というのは相手への威嚇にもなる。反対にモノトーンのスタイルは、清楚(せいそ)、潔白。シャープさでデキル女を演出してる。

 スーツが多いのはこの社会の風潮でしょう。身だしなみとして大事よ。ただ清潔感や安心感は気にするのに、肝心の庶民感覚は欠けてるんだよね。

 黒いパンプスが多いって?何にでも合うからだよ。彼らにとって靴はあまり重要じゃない。メディアでも映らないしね。靴よりも耳や首につけるアクセサリーにお金をかけた方が目立つでしょう。

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最終更新:7月1日(金)12時26分

withnews

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