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15,500円~600円水準での値固め、手仕舞い売りが嵩んで冴えない展開

ZUU online 7月1日(金)8時10分配信

「リーマンショック以上の激震」などと大騒ぎしましたが、結局「大山鳴動して・・・」のパターンとなりました。欧米市場ではしっかりと株価も国民投票前の水準を回復したという感じですし、結局何だったんだという感じです。日本市場ではまだ戻り切っていないということが喧伝されており、今度は「まだまだ上昇する」などという声が大きくなっています。

ただ、日本市場では欧米市場以上に国民投票前に買われていたのですから、欧米市場がしっかりと戻ったと言っても、日本市場を今の欧米株の水準で考えて見ても、為替が円高に振れているということを考えても15,800円~16,000円水準が良いところではないかと思います。16,000円を超える場面では現状の為替水準であれば買い難いと思います。

欧米株が高く、今度は為替も円安に振れたことから堅調な展開が期待されます。欧米市場に比べて出遅れている感もあるのですが、欧米株以上に英国の残留を好感して買い直されていただけに週末ということで手仕舞い売りも嵩んでくるものと思われ上値も重くなりそうです。さらに上値追いとなるかどうか先物次第という感じでもあるのですが、米国が3連休となる週末だけに手仕舞い売りをこなせるかどうかということになりそうです。

15,500円~600円水準での値固めという感じになりました。上値が重かったことで昨日の高値を抜けてこないことには手仕舞い売りが嵩んで冴えない展開となりそうですし、16,000円を抜けるにはもう少し円安に振れるとか、今一つの材料が欲しい感じです。

■本日の投資戦略

「リーマンショック以上の激震」などと大騒ぎしていましたが、当の欧米市場は国民投票前の水準まで戻りました。為替水準が戻っていないことから日本市場はまだまだもたついているのですが、基調は強含みとみても良いと思います。米国の3連休を控えた週末ということで積極的に買い上がりにくく、上値の重さが確認されると昨日同様に冴えない展開になるかもしれません。

ただ、為替が昨日よりは円安に振れており、それこそ「100円割れ」懸念も薄れてきているので買い戻しも入りやすくなっていると思います。ただ、ここ数カ月月初からの急落が見られており、「今月も・・・」という懸念は残ると思います。来週はオプションSQ(特別清算指数)算出や米雇用統計を控えて動き難いだけに買い難いかもしれません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:7月1日(金)8時10分

ZUU online

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